未央宮と建章宮の宮殿名称図
宮殿名、建物名は、『三輔黄圖【さんぽこうと】』に依る。ただし、宮殿位置は、上記の『未央宮平面図』のほうが正確である。
とくに、考古発掘では、椒房殿【しょうぼうでん】、掖庭[殿]、飛翔殿、合歓殿、鴛鴦殿、披香殿、暴室(後宮病院。有罪の妃嬪も入れる監獄でもある。もとは掖庭殿内の染織官署)は、前殿と宣室(未央宮前殿の正室)の真北側にあると考えられている(同定中)。
参照:『三輔黄圖【さんぽこうと】校釋』(何清谷撰、中國古代都城資料選刊、中華書局、2005年6月刊行)。『三輔黄圖』は、長安と近郊の三輔でのおもに漢代の古跡を述べた地理書。筆者、成立年は南北朝か不明。