競技会レポート2

05,F3A日本選手権

岐阜県 揖斐川、揖斐フライングクラブにて、2005年F3A日本選手権が9月29日〜10月2日に開催
されました。私も参加していたので、競技会の模様をレポートする余裕が、あまり無く、間を見て撮った
写真を中心に紹介します。参加選手の機体を私の見た感じ等を、勝手な解釈で紹介して見ます。

私の機体E-XPLORERです。世界選抜に使った機体
で、新作機は用意出来ませんでした。プロペラはAPC
20X13Eを18インチにカットしています。Eペラは先端
をカットすると、効率が悪くなり上昇力が落ちます。
上昇スピードを適度に合わせた結果、18インチのダ
イヤになりました。

電池はTP5300で、アンプは90−O-Acroです。
モーターはC50-13XL Acro6.7:1 Compです。新型
モーターは1週間しか使っていませんが、いろいろ
改善されていて、扱いやすくなりました。

新型モーターは冷却ファンが付いていて、その分
長さが長くなり、前だけでは支え切れないので、
後側にブレ止めを追加しました。

モーターのシャフトに取り付けられた、遠心式の
冷却ファンです。効果は絶大で、あれほど加熱
で困っていたのが、嘘のようです。機体のあちら
こちらに穴を開けて失敗しました。

新型ハッカーモーターで20X13E改(18インチ)を地上で回した数値は、6500rpmで、アンペア―は65A
でした。温度は45〜50度程度でまったく上がりません。ややファンの音が増えましたが、機体の冷却口
が要らないので、かえって静かになる可能性があります。何処から見ても完成度が高く、今までのC50
とは、形の似た別のモーターです。

草間選手の機体、新型ディアレストです。胴体の
ボリュームが、アップしています。全体のバランスは
良くとれていて。しっかりした飛びをします。しかし
出来ていくらも飛んでないので、調整不足でした。

OSのプロトタイプ4サイクルエンジンです。外見は
割と小さ目ですが200だそうです。エヤ―チャン
バー付きのインジェクションエンジンです。まだまだ
の部分も有りますが、完成すれば、かなりの性能
になりそうです。草間選手も、よく短時間でものに
しました。今大会、秋葉選手もこのエンジンを使用
していました。

鈴木貢司、俊一、両選手の使用している機体
ゼクーです。胴体側面積が大きく、その割に翼面積
が小さいのが特徴で、スナップロール等の失速特性
に優れていました。

成家氏設計のアストラルXXです。トータルバランス
が良くとれているようです。今大会も使用数が多く
もう少し増えると、アストラル大会になりそうです。

成家氏設計の機体に、水平尾翼の下半角が多く
採用されていました。直進安定やラダ―特性に
良い部分が有りますが、バランスを取るのが、難
しくなります。何機もテストをしているはずです。

西岡氏設計の機体は水平尾翼に後退角が強く
付いていて、見た目どうり直進安定性は良くなり
ます。例えばストールターンのぬけ等は綺麗に、
きまるはずです。

秋葉選手の機体、スーパーショットです。個性的な
機体で、外国人選手にも負けない独創性を感じま
す。しかし胴体のボリュームからは、想像出来ない
パワフルな飛びで、迫力が有りました。

秋葉氏の予備機ですが、ペイサンルル―の予備機
だそうです。世界選手権が終わって、予備機同士を
取り替えてきたそうです。どっちが得をしたのでしょ
うか?得をしたのは、この機体を見れる周りの人?

ペーサンの機体に取りついている、不思議なT型翼は私が考えて見た所、間違えかも知れませんが、
固定脚の浮力や側面効果によるアンバランスを取る為の物ではないかと思います。どの機体も固定
脚にしたらナイフエッジ等の浮きが良くなったはずです。しかしそれは翼の下面のみ、なので、バランス
は良いとは言えません。ロール軸も悪くなっているはずです。それを少しでも解消する為ではと想像し
ます。だとすれば胴体のバランスや、胴体のボリュームに対する脚の比率等で解決出来ます。実際
やって見ないと何とも言えませんが。

望月選手の予備機で西岡氏設計の電動機です。さすが西岡製作所製で、完成度が高く、モーターや電池
が今後変わっても、対応できるような形状をしています。特に主翼を左右分割にして、電池をどの位置にも
搭載出来るのは、有効な方法です。機体形状は空気抵抗が少なく、ひじょうに軽量で、電池やモーターに
やさしい設計のようです。

音田選手の機体、バイプレーンナルラーです。難しい
複葉機をよくここまで仕上げたと関心します。西岡氏の
製作技術の高さが、無ければ実現出来ない機体だと
思います。飛びは抵抗の有る機体を、YSパワーで、
引ききっていると言う感じで、YSエンジンのパワーの
余裕を感じます。

音田選手のアンノ―ンのスタート前です。成家氏
調整済みとわ言え、難しい複葉機を押さえ込む、
テクニックは流石で、他の選手を寄せ付けない
強さが有りました。今後他の選手が追いつくのは
大変かも知れません。

決勝の様子です、各ラウンドの前に目ならし飛行が入ります。アンノ―ンの前は2回、目ならしが有り
トップの選手のハンデを、カバーすると同時に、ジャッジも演技になれる様にしています。
決勝は予選を勝ち抜いた10名で争われますが。1名棄権が出たので、9名で争われました。その
メンバーを見ると、ほとんどが若手で、はっきりオジサンと言えるのは、私と秋葉選手だけです。やや近い
選手もいますが。今のルールは、年寄りにはキツイのでしょうか。
私の競技内容は、電動での参加でしたが、実際参加して見るとモーターの安定性に気づきました。
湿度や気圧、気温等による変化に影響されず、常に安定したパワーを引き出せます。電池の充電管理
さえすれば、安心して競技に集中できます。しかし残念なことにどうしても失速系の演技のセットがうまく
合わず、スナップロールのミスを連発してしまいました。仕方なくラウンド事に微調整する始末でした。
原因を、考えると翼面荷重の低すぎが考えられます。もともと5Kgの設計なので、今のパワーユニット
では軽すぎで大会会場のサーマルに影響したようです。結果が出せなくて残念です。
決勝の結果は1位2000点音田選手、2位1974.43点秋葉選手、3位1973.46点鈴木選手、
4位1873.12点福田選手、5位1870.61点小笠原選手、6位1862.70点草間選手、
7位1860.11点山口選手、8位1818.03点稲葉選手、9位1813.62点八田選手と言う結果でした。