四川省山間部
〜九寨溝 JIUZHAIGOU Sichuan China〜

「寨」は山あいの小さな集落のような意味、
「溝」は谷合を含むその一帯を指す
(と思う。感覚的な訳なので間違っていたらスイマセン)。
九寨溝は、九つの集落がある「溝」、の意味の自然公園。
実際チベット族の集落が九つある。

私が行ったのは11月中旬、
10月の「旅行月間」中に見事な黄葉も終わり、
11月からはシーズンオフ。

溝内は、遊歩道閉鎖、
食堂もヤミ営業的民宿群も、一軒を除いて閉鎖、
「この先閉鎖中行けません」のポイント多数、
溝内トイレもほとんど閉鎖、
溝内を走るバスもかなり減、
まだまだ数え上げたらキリがないが、
入場料はなぜかオンシーズンとおんなじ100元+バス代70元。

中国での100元(約1500円)は日本での100ドルくらいの威力。
安値追求しない私の、平均宿代の6日前後分。

この手の有名どころは、どこもこういう値段設定だが
ここ九寨溝だけは、実際中に入ると、
この100元が高いと思わなくなるどころか、
もっと高くてもいいくらいに思ってしまうところ。

シーズンオフの平日は、広い溝内、貸し切り状態だった。

九寨溝は、たぶんどのシーズンに訪れても、
その時々の美しさが楽しめると思うが、
晴れていることが絶対条件。

日の光で、全ての表情が変わる。
太陽がささなければただの景色になる。

私でもキレイに撮れる九寨溝、
でも撮ったその場では全然ダメ、と思った写真群。

四川&甘粛の山間チベット族エリア一帯に見られる美しさの、凝縮みたいな風景群、
その雰囲気が少しでも伝えられれば。

入口付近。チベット族的旗がお出迎え。 本当は、ずっともっとキレイでした(以下おんなじです)。
とにかく水が豊かでキレイ。 冬で木々の葉がすっかり落ちていたから撮れた写真であることに、今気がついた。
つくりもののような写真(笑)。
一口に世界遺産といっても実際にはかなり強弱があるが、ここはホンモノだと思った数少ないところ。
溝内はもともとチベット族の9つの集落があり、
今も暮らしている。
水の力で、マニ車を回す小屋。山間のチベット族エリアの小川では必ず見る。マニ車は中に経典が入っていて、1回回すとその経典を読んだことになるもの。
前夜に雪が降った。
白く見えるのは、砂ではなく雪。
フラフラ迷走しながら移動しているうちに、
辿り着いてみれば、高地にある九寨溝は冬になっていた。黄葉の盛りに、と思っていたので残念だったが、
実際来てみると、澄んだ透明な光と空気に包まれた誰もいない九寨溝が待っていた。
長海。
岸辺は、強い光と澄んだ空気に雪の照返しもあり、
目が眩むほどまぶしかった。。
冬枯れの草の色と、空や水の青とのコントラストは、
好きな風景の1つ。
青い空と枯れ木も、好きな取合せの1つ。 この時期に花をつける木もある。
ボケの木の一種か。
大きな流れはあるが、その周りも全て水が流れている。
夏は気持ちよさそう。
ここは豊かに流れているが、
九寨溝一番の大きくて落差のある滝が完全に一日中凍りついているくらい、日陰や夜は寒い。
日が山陰に隠れ始めると、
まるで魔法が解けたかのように水の色も景色も普通に戻っていく(手前)。
日が当たるとこんな色の水も、日がかげると黒っぽいただの水になる(奥)。
これと隣の写真は、九寨溝といえばここ、
というくらい、九寨溝を紹介する旅行パンフレットなどに使われる有名ポイント。
黄葉の盛りは本当に見事だと思う。
本当に静かでキレイなところでした。 あふれる透明な日差しに枯れた葉が輝く。
点に見えるのは馬。 四川省や甘粛省の山間のチベット族エリアでは、
こうして湿地でノンビリする馬をよく見かけた。

“甘粛省と四川省”甘粛省黄土高原エリア
“甘粛省と四川省”甘粛省チベット族エリア


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