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棚田
〜 riceterraces in Yunnan 〜
中国雲南省とベトナムとの国境周辺は、両国とも見事な棚田が見られる。
有名なのは、雲南省紅河州元陽だけど、
その周辺エリアでも、かなり見ることができる。
美しい風景で有名なところは、
それを作り上げてきた昔からの人々の生活の上に今があって、
さすが、有名になるだけのことはある、って感じで美しい。
ただ、そのエリア独特の美しい景色が有名になると、
それを徹底するのが今の中国のやり方らしく
この棚田エリアは今、どんどん棚田増殖中(笑)。
本来は、そこに住む人々の生活の知恵から、
自然な流れで生まれてきた棚田は、
今、公から支給されるものになってるように見えてしまう。
かつては、すべて人力で、
時間を使い、知恵を絞って作り上げていった棚田も、
今は、日本製重機のおかげで、量産可能。
斜面を階段状にユンボで削っていくだけ、
で簡単に棚田になる。
昔から棚田を作って維持してきた村々と、そうでない村々とは、
その棚田を中心とした村全体の美しさが全然違うので、
バスで移動していくと、すぐわかる。
新しい速成棚田も、
将来は調和して美しい景色になるんだろうけど、
まだまだ当分先、って感じだ。
でも、写真にすると美しかったりするが(笑)。
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| 元陽で一番有名な棚田を1つ、と言ったら、たぶんここに連れて行かれる。道路に設置された見晴台からの眺め。 見晴台から谷底に向かって見る棚田は確かにスゴイので一度は見ておいてもいいと思うけ ど、遠すぎて写真には不向き。肉眼でも、霞んでよく見えない。よっぽど空気が乾いてクリアな日にでも行きあてないといい写真にならないのでは。この写真と右の写真は、ダブってはいるけど連続した景色。(元陽県モン品(モンは孟+力)) |
ここは緑春⇔元陽の道中にある。道中の棚田を、右に左に座席を移動して見ていたら、運転手が「もっとすごいのがあるから」って、わざわざここで棚田休憩をしてくれた。ローカルバスでの移動は、運転手や乗客と仲良くなれ、みんなニコニコと、こんな感じでとても親切にしてくれる。(元陽県モン品) |
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| こちらは「箐口梯田」(棚田は中国では「梯田」)。 その気になれば元陽から歩いて行けるし、規模も大きく美しく、間近に全体が見渡せるので、個人的には好き。(元陽県箐口梯田) |
何にもわかってなかったけど、行ってみると、水が張ってある方が棚田の美しさが何倍も楽しめるということを感じた。 私が訪れたのは、たまたま2月下旬から3月初めにかけて。棚田に水を入れるか入れないかのきわどい時期。場所によっては水が入り、場所によってはまだだった。(元陽県箐口梯田) |
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| 棚田に水も入り、いろいろな花の咲く美しい時期だった。ラッキー♪ 田では、アヒルや水牛がのんびり。棚田での作業は、人力&水牛耕。 宿で、秋の刈入れ前の黄金色の稲をたたえた棚田の写真を見たが、あの時期もすごく美しそう。(元陽県箐口梯田) |
元陽は、山間の町。元陽県内には美しい棚田が点在している。 私はローカルバスや乗合を使ったけど、車を借り切ってまわると効率的に棚田めぐりができる。20元もあれば貸し切れるけど、観光ズレしているので手ごわいかも(笑)。もちろん、どこに行くか、何時間借切るかで値段は変わってくる。(元陽県箐口梯田) |
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| このときは霧がかかっていた。上の写真とは数日違いだけど、この時点では水の張り方がまだ甘い。 元陽は、広東省など大都市部富裕層の写真愛好観光客が多い。一眼レフをはじめ日本モノで固めている。私は写真に詳しくはないけど「ざっと見て全部で何十万」って感じ、でもマナーはコテコテ中国人。ものすごく悪い。自分たちが写真を撮ることしか考えていない。写真を撮ってるところに彼らが登場すると、こっちの撮影は中断せざるを得ない。彼らには、私は透き通った存在らしい。記念写真的人物撮影じゃないので、そんなに長居しないで去ってくれるのが、救いといえば救い。(元陽県箐口梯田) |
こちらは元陽の隣の県「緑春」。 斜面一面、だけど、まだ水はほとんど張られていなかった。(緑春県) |
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| 棚田が有名なのは元陽だけど、緑春にもなかなかの棚田はある。 ただ、写真を撮るってなると、やっぱり元陽が美しい。 トレッキングとか山登りが苦にならなければ、ここでもいい写真が撮れるところはあると思う。(緑春県) |
元陽は、民族衣装の少数民族が多いけど、元陽に来るのは写真愛好家が多いせいか、相当写真を撮られるらしく、神経質になってて感じが悪かった。緑春の少数民族も相当イライラしてたので、実際は結構観光客が来てるのかも。(緑春県) |
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| 景洪など西双版納州の方から、国境線沿いに移動してくると、緑春に近くなるあたりから、棚田が見られるようになる。(江城→緑春) | 国境になるだけあって、山また山。厚く山が続く。(江城→緑春) |
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| 移動中のバスじゃなかったら、もっときれいに撮れただろうに、残念。 夕日に輝く棚田は、日の入る方向と棚田との位置関係で決まってしまうので、どの棚田でも見られるわけじゃない。しかも、何にもない田舎の日没前なので、場所がわかったところで、1人でそうした場所に行くのは難しい。(江城→緑春) |
緑春県から元陽県に入ると、車窓は一気に棚田が増える。さすが、棚田で売っているだけのことはある。 緑春県は、ただの山も多かったけど、元陽県は、開墾して耕地になっている山が多いように感じた。(緑春→元陽) |
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| 昔からの古い棚田は、こんな感じで石垣でできている。 景色に調和して美しい。(緑春→元陽) |
緑春から元陽への車窓は、シャッターチャンスが多かったけど、そういうときに限って、前の席の人が窓開けて吐いてる。ありがち。なんであんなに乗り物に弱いかな、超途上国女性。(緑春→元陽) |
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| この写真とは違うけど、緑春から元陽に入ってすぐのところにあった村(たぶん「哈播」)は、昔からの棚田って感じで、調和って点でなかなか見事、個人的には1番よかったように思う。戻って泊まろうかとちょっと思ったけど、遠すぎた。(緑春→元陽) | これは、金平近く。金平の向こうはベトナムのサパ。サパの周辺でもこうした棚田があったけど、ベトナムでの私のテンションの低さから、写真がない。今となっては残念。(金平→河口) |
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| これは、法面が赤土むき出しなので、比較的最近作られた棚田だと思う。(金平→河口) | 金平から一山越えたあたり。ここは、他が晴れていても、行きも帰りもガスって霧雨が降っていた。昔からの棚田があるエリア、晴れてたら美しいはず。今回目にした棚田の中で、1番、昔からのままの時間が過ぎてるんじゃないかと思った、隔絶された感の場所だった。(金平→河口) |
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