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〜 テッタイ BanThoetThai, NorthernTHAILAND 〜
for TRANSLATION (from Japanese into ...)
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テッタイは、かつての麻薬王、クンサーのアジトのあったところ。
大型観光バスでたくさんのタイ人が訪れるメーサロンへの道を
1つそれただけなのだが、
ほとんど訪れる人のない、のどかな人と風景となる。
メーサロン方面とテッタイ方面への分かれ道には警察がいる。
テッタイ方面に向うときは何の問題もないのに、
テッタイ方面から出るときは、荷物チェックがある。
ミャンマーから入ってくるドラッグ、ヤーバー(タイ語で“バカになる薬”の意味らしい)に
神経をとがらせているらしい。
ミャンマー国境周辺のタイ人で、運び屋になる人もいるそうだが、
もう少し考えればいいのに、
ボロ屋ばかりの集落の中に、
急に1軒、立派な家が建ったりと、一目瞭然、
すぐ捕まるらしい。
テッタイには、意外にも、高いがいい宿がある。
風雅で、メンテナンスも非常によく、
かけるべきところにちゃんとお金をかけている。
どうしてこんな所にこんな宿が…
と思っていたら、オーナーはきれいな英語を話す、洗練された穏やかな老紳士。
どうしてこんな所にこんな人が…
ミャンマーで生まれ育った彼は、
ミャンマーが社会主義政権となったことで、ラオスに移り住み、
そこでアメリカ人の通訳として働いていた。
そして、ラオスの革命で、ここに来た。
2人の子供たちは、難民としてアメリカに渡って、
今では家を持ち、会社経営をしている。
アメリカに来て一緒に住むように言われるが、
自分はここでのんびりと暮らしている、とこのことだった。
なるほどね。それでか。
ミャンマー→ラオス→タイ
3カ国を転々としたわけだが、
実際この辺りに行ってみると、
ミャンマーのシャン州からタイ北部、北ラオスにかけては
1つの文化圏だな、という感じがする。
このエリアが1国になっていないのは、
アメリカに、先住民の国がないのとおんなじようなものかな、なんて思ったりする。
このオーナー、
ミャンマーのカローで会った老人と、雰囲気が似ている。
彼もやはりイギリス植民地下で教育を受けていて、
それをとても誇りにしていた。
ミャンマーはこうした人材を生かすこともなく、
これを継いでさらに積み上げていく次の世代を育てることもなく、
こうした世代は消えようとしている。ラオスも同様。
自力でこの水準になるには、順調にいったとしても、
この無駄にした歳月よりはるかに長い歳月が必要だろうに、もったいない。
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| これが宿。小川に沿って、1棟1室。もう少し安ければ、1週間くらいのんびりしたいところ。残念。 | こちらは麻薬王クンサーのかつてのキャンプ。パキのトライバルエリアでスマグラの親分の家に行ったとき「あらら」と思った。今回「やっぱり」。「分かれて100余国となる」ころの王サマの宮殿も、こんな感じだったんだろう、きっと。 | |
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| テッタイで毎日ある朝市。日の出のころにはもう賑わっていて、8時ごろには終わってしまう。朝、まだ外は真っ暗でものすごく寒い。いま起きて行っても誰もいないよな、なんて起きるのを惜しがっているうちに、行ってみたらピークが過ぎている。 | 味噌や納豆、赤飯の粽なんかも売っている。売っているのは、ほぼ全員女性。さすが東南アジア。 | |
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| よろずや。民族衣装にはじまって、何でも売ってる。 | ||
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| 小豆色のも葉っぱで包んであるのも、薄い餅。あぶって、香辛料入り砂糖(写真右下)をはさんで食べる。 | あぶるとやっぱりお餅、こんな感じで膨れる。「何にも入れないで」で注文。しょう油がほしくなる味。 | |
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| 国民党の残党だろう、メーサロンからこの一帯は中国系の人も多い。ぶら下がっているのは、中国の南の方ではどの家庭でもやっている「ラー肉(ベーコンの類)」と「香腸(ソーセージ)」。入口上には漢字の書かれている赤い紙が貼ってある。簡単な中国語なら通じる場合が結構ある。 | 町を見下ろす高台にある寺。ミャンマー風。写真には写っていないが、右手の建物はどことなくチベット仏教ぽかったりする。 | |
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| ミャンマーチックに飾られているご本尊。昔は、東南アジアの金ピカ仏教は、ありがたみも面白みもなかったが、慣れるとかなり面白い。ミャンマーの電飾ブッダが中でも一番のお気に入り。かわいがっている犬に服を着せちゃうのとおんなじ、自分たちに電気がなくても、ブッダは最新モードで飾ってあげる。ここはタイなので残念ながら電飾ではないが、かなりミャンマー風に本尊も周りもデコレートされている。 | 北部タイ一帯は山あいを中心に、多くの村に教会がある。少数民族にはクリスチャンも多い。ちょうどクリスマスが近いころだったので、みんなでそれを祝っている図。太鼓とドラのリズムにあわせて、手に持った棒で下の板をたたきながら回る。結構難しい。完全に土着宗教の方向にいっている。 | |
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| これがドラ。 | 車が回ってきて、子供たちには、お菓子がプレゼントされる。 | |
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| 民族衣装の正装で参加するのはお年寄りばかりだが、みんなとても和やかで楽しそう。行事はクリスチャンっぽくないが、雰囲気はまさしくクリスチャンのそれ、与えることが喜び。ということで、通りかかっただけの私は、祭りに誘われ、飲食を振舞われ、お土産にどっさりおやつまでもらってしまった(笑)。 | テッタイへの道。なんとなく怖さを感じるのは私だけ? | |
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| コマで遊ぶ図。子供ではなく、けっこうなオヤジたち。 | とある家の庭先で。 |
【追伸】
後日ネットで、偶然下のようなページを見つけました。
ここで紹介した麻薬王クンサーや宿、老紳士について書かれたもの
(Far Eastern Economic Review, Feb 14th, 2002からの翻訳)です。
参考になると思いますので、興味のある方は是非↓。
なお、中で紹介されているよりも安く私は泊まっています。
黄金の三角地帯旅行のすすめ 黄金の門
“タイ” テッタイからミャンマー国境方面へ(道中)
“タイ” コパヤン(パヤン島)