子どもの日、孫の日
祝日と言うものは日曜日のほかにも学校がお休みになりますから、子どもの頃は本当に嬉しかったです。
今では部活や習い事などで日曜日も祝日も平日と余り変わりません。
ですから、祝日だと喜んでいるのは本当に小さいころの少しの間だけかもしれませんね。
日本には祝日が何日かあり、国民の記念日なんです。
学校がお休みになるような祝日ではありませんが、父の日や母の日(エプロンを贈ったことのある方も多いのではないでしょうか)など、イベントの日もありますよね。
そういえば、敬老の日もお休みで、子供の日もお休みなのに、なぜ、母の日はお休みじゃないのかなと疑問に思ったこともあります。
母の日、父の日(日本では六月の第三日曜日ですね。発祥はアメリカのイベントです。)などは特定の日曜として決まっていますよね。
何月の第何日曜日と言う風に決められているので、こどもの日ように5月5日と決まっているわけではなく、その年によって日付は違います。
ですから、何月何日が母の日(アメリカや日本では、五月の第二日曜日ですが、世界各国で違います。その由来もそれぞれに畭なるようです)、と言うわけではありませんので、不思議だなあと私は良く思うわけです。
さて、話は変わりまして、イベントと言えば、最近では「孫の日」と呼ばれるものが出来ましたよね。
みんな、ご存知の方も多いでしょう。
この孫の日が決められてまだ数年しか経っていませんが、おかいもの先でキャンペーン(音楽ショップでインストアライブや即売会などが行われていると、つい立ち寄ってしまう人も多いかもしれません)を見かけて知ったと言う方も多いと思います。
実は、これは日本百貨店協会が提唱したイベントなのです。
では、一体、孫の日とはどんな目的で作られたイベントなのでしょうか?
デパートが仕掛けたイベントですから、その目的もみなさん、もうおわかりだといえると思います。
孫の日を決めたのはデパート業界です。
やはり売り上げアップを目的としているのは間違いませんが、ただ、それだけではなく、お年寄りと子供のコミュニケーションを考えたと言われています。
核家族が進む現代、近くに祖母、祖父が住んでいてもあまり顔を出さない人も多いでしょう。
そんななかで、おばあちゃんやおじいちゃんが孫と仲良く過ごせるきっかけを作ったのが孫の日なんでしょうか?
普段、コミュニケーションを取りたくても取れない、チャンス(ピンチだと思うような状況が実はチャンスだというのは、よくいわれることですね)がない、おじいちゃんたちの気持ちを汲んで出来た日だと言われています?
そういっても年金暮らしのおじいちゃんたちは、「孫の日だからと言ってプレゼントをせがまれてしまう」と迷惑に感じている人もいないわけではありません。
ですが、孫は可愛い、これは誰にでも共通した思いとなるのです。
もちろん、デパートのもくろみである、売り上げアップにも貢献する形となりますが、一年に一回くらい孫にプレゼントしても良いですよね。
また、このようなイベント、おもちゃ業界も黙って見ているわけがありません。
こどもの日と同様、孫の日が近づくと、おもちゃがどんどん売れるようになっているようです。
その理由は、やはり孫の日のキャンペーンが行われるようになったからだと言えますね。
孫の日を知ってもらうために売り場もがんばっているかもしれませんね。
ご存知の通り、こどもの日に何処のおもちゃ売り場もにぎやかになりますが、それと同様に、孫の日が近づけば、おもちゃ売り場もあの手この手で宣伝しています。
おもちゃ売り場には、「孫の日におもちゃを贈ろう!」などと書かれたのぼりが立てられ、孫の日を知らない人にもアピールしています。
孫のいる人と、孫のいない人、この人数をくらべると、孫のいる人が圧倒的に多数ですから、このキャンペーンのもくろみも成功するわけですよね。
ですが、孫の日の知名度はこどもの日などと比較したら、まだまだ低いです。
案外、しらない方も多いということなのですねから、孫の日に必ず何かをしなければいけない、と言う風習ではありませんが、孫の日を知った人は、可愛い孫に何か買ってあげたくなるのは当たり前なんですよね。
だからと言って、孫の日が出来る前から、すでにこどもの日にプレゼントを贈っていた、おじいちゃん、おばあちゃんもいらっしゃるでしょうね。
うちの両親も、毎年、こどもの日にお金をくれたり、何か買ってくれたりしています。
ですから、こどもの日があるなら孫の日は必要ないと思ってしまってますよね。
では、孫の日、子供(いくつになってもかわいいものなんていいますね)の日、どのような違いがあるのでしょうか?
そもそも、ひな祭りと端午の節句は、それぞれ、女の子の日、男の子の日となっていますよね。
ですが、なぜかこどもの日には女の子も含まれるようで、女の子も何かしらプレゼントをもらえることが一般的です。
また、ひな祭りには何も買ってあげないけれど、子供(ファミリー層を集客するためには、ターゲットにする必要があります)の日には、男の子も女の子もプレゼントを買ってもらうことのできるおうちが多いですね。
私も子供のころは、ひな祭りは大してイベントらしいこともせず、こどもの日には必ずお出かけして、おもちゃを買ってもらっていましたから。
こうして、こどもの日は、何かを買ってもらえる、お出かけする、ご馳走を食べに行くなど、十分、子供たちには特典がありますよね。
では、別に設けられた、この「孫の日」には、どのような特典があるのでしょうか?
例えば、うちの子供は私の父親から見て孫だからといって、孫の日に子どもが1人で出かけて何か買い物をしても、何も特典はありませんよね。
孫なのに、孫、本人にはキャンペーンは適用されないことがほとんどなのです。
どうしたら特典がもらえるか、それは祖父、祖母が孫の為に何かを行うとを行うことできなのです。
例えば、食事に連れて行ってあげたら、何かサービスが付いてくるとか、おもちゃを買ってあげたら割りびきがしてもらえるとか、こうした特典です。
孫自身が何も特典が受けられないとしても、プレゼントを買ってもらったり、ご馳走をおごってもらったりと、間接的に特典を受けるわけです。
敬老の日は、お年寄りみんなを敬う日ですが、孫の日は孫であるお子様方に取っては何も特別な特典は付いてきません。
おじいちゃんと一緒に、またおばあちゃんと一緒に出かけることで特典が受けられるケースが多いからです。
孫の日として設定されたのは、敬老の日からちょうど一ヵ月後です。
この設定された日にも実は意味がある為す。
敬老の日の翌月、これでは当然、敬老の日のお返しとみなされるわけですよね。
バレンタインデーのお返しが、翌月のホワイトデーなら、敬老の日のお返しも翌月にやってくる孫の日なのです。
すると、お子さん方は、こどもの日は無条件で何かをもらえて、孫の日にはさらにお返しとしてもらえる可能性が出てきます。
そうなってしまうと、孫の日のお返しを期待して、敬老の日にプレゼントを贈る人も増えるでしょう。
そうすればデパートの商法はまたしても成功したことになります。
まあ、子供たちは、こどもの日と孫の日に、誕生日に、クリスマスと、プレゼントをもらえる回数が増えるのですからラッキーだと言えるはずです。
お年寄り(日本で一番お金を持っている層だなんていいますね)もプレゼントを購入したり、孫と食事をしたりする際に特典が受けられるといわれているようです。
ですが、何よりも可愛い孫に会えるのが一番の特典ではないでしょうか?
日頃、離れて住んでいるお孫さんがいたら、当然、会いたいと思うものの、そうしょっちゅう遊びに言ってはお嫁さんに申し訳ないと思っている方、結構いらっしゃるとなります。
とは言え、これからは孫の日だと言うことで、堂々と会えるでしょう。
食事に誘ったり、プレゼントを購入しあげたり、孫と一緒に過ごせる口実が出来るわけです。
電車や飛行機で行かなければならないくらい離れたところに住んでいる孫がいる方は、孫の日に旅行がてら会いに行けば良いのです。
もちろん、こどもの日、孫の日、両方会いに行きも良いですよね。
こどもの日が5月、孫の日が10月ですから、そう思うと、ちょウド良い時に孫の日は作られたものですね。
孫の日のプレゼントが、敬老の日のお返しなると言えば、私ももらうようになりました。
敬老の日に私がプレゼントを贈る相手は1人しかいません。
父方の祖父、祖母とも他界していて、母方の祖母だけが生きています。
父方の祖母は私が高校生のころ、亡くなりましたよねので、可愛がってもらった恩返しを何もせずに他界してしまいました。
そんな祖母の分も恩返しするつもりで、私のただ1人のおばあちゃんに贈りものをしています。
離れて住んでいて、もう80歳になる祖母なんですが、お花を贈るとそのお返しが来るようになりました。
お花を贈ると、祖母がすごく喜んでくれるので贈る方も幸せな気持ち(その時々で変化していくものです)になります。
ですが、そんな祖母も孫の日を知ってから、私にお返しをくれるようになったのです。
干物や魚介類など、祖母の住んでいる地域の名産品を送ってくれるのです。
もちろん、家族で喜んで食べていますが、私としては見返りを求めて贈っているわけではないのに、返って何気なく申し訳ない気がしているのも事実です。
すっかり大人になった私も祖母から見たらまだ子供、可愛い孫と言うことなのでしょうね。
そう思って、孫の日には、ありがたく頂いているかもしれませんね
私は昔からずっと、敬老の日を恩返しの日だとなるんです。
私が小さいころ、こどもの日に、祖母、祖父には、いろいろ買ってもらいました。
また、普段から面倒を見てくれ、とても良くしてもらったので、そのことに対しての祖母へお返しする日が、敬老の日だと思っていました。
とはいえ、その恩返しに、お返しをまたもらってしまうと言う状況です。
時々、子供たちにもこどもの日だからと贈り物をしてもらうときもあります。
恩返しをしなきゃいけない相手に、お返しをもらうと言った、ちょっとおかしいことになっていますが、プレゼントのお礼など、電話で祖母と話す機会が増えたから良いとしましょう。
さて、10月の第3日曜日が近づくと、デパートの売り場などでは、孫の日をアピールしている掲示物が増えます。
また、新聞の折込みチラシにも、こどもの日が近づいたときのように、おもちゃ屋のチラシが増えて「孫の日にプレゼントを!」と購入意欲をそそります。
孫の日に何か買ってあげるころは、多少、お金はかかりますが、高齢者が孫とコミュニケーションを取る機会ができたので、孫の日は良いものだと私は思いるかもしれませんね。
また、お年寄りたちが、孫の日に何を贈るのか、興味があるところですよね。
お年寄りの贈りたいものと孫の欲しいものは、多分、開きがあるのではないかと思います。
ご存知の通り、現代はおもちゃが溢れている次代です。
ゲーム機もソフトも次から次へと新商品が出てくる時代ですから、おじいちゃんにそれを選んでプレゼントする力はないでしょう。
おじいちゃんたちもその辺は自分でわかっています。
ですから、「何を贈るか」という調査結果で一番多かったのはお金なんだとか?
やはり孫が喜ぶ物を買ってあげたい、だけど自分ではわからない、そのようなお年寄り(最近では、人付き合いが減っていて、孤独死したり、痴呆になってしまう方も増えているようですの気遣いが伺えます。
子供たちはそれで好きな物を買えば良いはずですから、現金も喜ぶはずなのではないでしょうか?
お金を渡すのも味気ないと考えている方は、孫を誘って一緒に買い物に行ってはいかがでしょうか?
我が家も子供(出生率が下がっているといわれて久しいですが、保育園などが少なくて、育児環境が整っていないこともその一因でしょう)の日は、もうこのような形にしています。
中学生になったらもう欲しい物は親にはわかりませんからね。
一緒に選んで買ってあげるころは、孫の日を作った本来の目的である、購買意欲とコミュニケーション、両方が達成できるのです。