オールド・ラジコン


ヒノデ 4chプロポ


JR 2chプロポ


JR 2chプロポ


フタバ 2chプロポ


ヒノデ アナログプロポ


エンジンコン・サーボ


操舵コン・サーボ(アナログ)

ヒノデ アナログ受信機


アナログ受信機・上面


アナログ受信機・側面


アナログ受信機・拡大


エンジンコン・サーボ拡大


エンジンコン・サーボ側面


エンジン・ミッション付4W


部品が並んでます


モーター・2輪車


中の様子

モーター・光式ヘリコプター


ヘリコプター・2chプロポ



リレー・サーボ動作画像
 3.55MByt/無音

    
    

リードリレー共振画像
 2.61MByt/無音

半世紀前のラジコンを復活させたきっかけ! ORIENT 8ch/リード式

もう半世紀ぐらい前の話です、当時まだラジコンを楽しんでいた人は少なかったと思います私もその一人です。ラジコンに出会ったのは、 中学校のころでしたか、Uコントロール・エンジン模型飛行機大会を見に行くきかいが有り始めて模型エンジン付きの飛行機と無線操縦 でコントロール出来る模型飛行機を見て驚きと強烈な衝撃を受けたのがラジコンとの出会いです。
始めて手にしたラジコンはシングル式 のプッシュボタン式送信機(メーカー・日の出)と超再生式受信機(リレー式)にエスケープ(ゴム式)を使ったシステムでした。その 後プッシュボタン式を改造したパルス式(ステック左右上下に倒すと自動的にパルスが1個、2個、3個と出る装置)プッシュボタン式 に比べると操作性は格段に良くなった。飛行機も結構安定してコントロールでき機体を壊す回数が減ったものです。
今回復活させたORIENT8ch/リード式マルチのラジコンシステムに出会ったのはこの時代です。
とある模型店の店主が自家用 で使用していた一品物でした。もともと新品ではなく中古品で購入したラジコンです。装置は送信機、受信機(超再生式)、リード式サ ーボX3個のシステムです、ただメーカーのORIENT(東洋無線だったかナ)名は私の知識の中にはあまり記憶になかったのを思い出します。 当時、メーカーといえばオービットとか小川精機(OS)とかヒノデぐらいの知識しか有りませんでした。それでも購入時はワクワクし ましたネ。。。。。
ワクワクして購入したラジコンがサビとホコリだらけになって倉庫の隅に放置してあったのが目につき、手にとって見ているうちに当時 のころを思い出してしまいました。動作するか電源を接続してみたが、まったく動く様子は無い!!。当然です40年以上も放置してあ った装置です。半世紀前のラジコン装置を今更、修理いて’どうなるの’と思いましたが、当時の思い出をよみがえらすために修理を決意!。
なおったら、このシステムでもう一度飛ばしてみますか、夢が広がります!!。

ORIENT 8ch/リード式マルチタイプ一式

送信機を分解、調べて修理。

送信機内部の全体裏面。
高周波回路と低周波発信回路基板面。
*赤丸がカットした部分。
低周波発信部CRの組み合わせで構成。
送信機内部の全体表面。
*接触不慮を起していたスイッチ。
50KΩ半固定抵抗と各種マイラーコンデンサー各種。
左側の丸いのはトロイダルコイル?、低周波発信2回路。
右側のトランスはアウトプトトランス。
操作部シーメンス・キー4個で8ch分のスイッチ類。
左下のコの字がアンテナ取り付け金具。

電源を入れても動作しない?
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12V電源を接続しても、何の反応も無し。スイッチとマイナス部分にテスターを入れ電圧を測定してみると、電源ONにすると1.5Vの 電圧がでていた。ひょっとして接触不良?と思い、高周波回路のパターンの一部と低周波回路の一部をカットして回路を分離して再度電圧 を調べてみた。(一番上の右側写真)前回と同じ電圧しか出てこなかった。
しょっぱなから壁にぶつかる1時間ぐらい回路をながめて、ふと気がつく、単純 にスイッチの接触不良ではと何度もスイッチのON/OFFを繰り返すと、じょじょに電圧が上がってきた。(上から二番目の右側写真)なにせ半世紀ぐらい放置してあ った機械だ!。なにがあるか判りません。基板のカットした部分を元に戻し電源を入れると、正常電圧12Vが出ている。
高周波回路および低周波発信回路も正常に動作した。単純にスイッチの接触不良だけ!!

送信機・受信機の回路ブロック図


修理を進める前にブロック図をかいてみた。
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修理を進めるために回路ブロック図を作成してみた、たぶん合っていると思います。実はオリジナルの受信機は超再生タイプの受信回路で した。超再生受信機では周波数の分離が悪く混信をするデメリットがあります。その反面にコストが安く簡単回路になるメリットがありま す。
一台しか飛ばせない、当時は同時に飛行するだけラジコンをする人も少なかった!
それでも購入して3年ぐらいした時期に受信機 をスパーヘテロダインに変更するために、自作したものです。残念ですがオリジナルの受信機は不明です。また、リレーボックスも見つか りません。
またまた自作するしか有りません。

受信機を分解、調べて修理。

リードリレー
周波数選別器。
受信機の全体。
局部発信回路周り
水晶発信子が見えます。
455kHz、IF(中間増幅回路ブロック)。
今回のトラブル、局部発信TR(2SA401とパスコン)。
赤丸内部品
1)高周波回路
2)局部発信
3)IF回路
4)低周波回路

電源を入れてもやはり受信機も動作しない?
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送信機に電源を入れて受信してみましたが、まったく受信出来ている養子が見えない......、ウンともスンとも言わない。またまた送信機に 続きトラブルです。(まあ当然かな!)。
基板をながめながら電圧をチェックする、アーでもないコーもないと数時間が経過する。
オシロスコープでIF回路の検波出力の波形を見るとかすかにノイズ混じり信号が出ている。高周波回路系は動作しているようだ。
次に考えられるのは局部発信回路で動作していない可能性がある、早々、テスターで局部発信回路のTRのB-C、B-E間の電圧をチェック すると少々電圧がおかしい、TRをはずしB-C,B-Eの同通テストをするとB-E間の逆接続した時に同通が少し有ることをみつけた。
TRは2SA401を使っていた。たまたま在庫があったため交換して再度電源を入れる。今度こそと送信してみたが、やはりウンともスン とも言わない。一日が過ぎた!!
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翌日、2SA401のTRの電圧をチェックしてもTRは正常と思われる、ンンン.............わからん!!,頭を冷やしてもう一度発信回路 をながめてみる、時間だけがどんどん経過していく!!
ふっと’ヒラメイた’ひょっとしてコンデンサー不良かもと思いTRのエミッター に入れてあるパスコンの0.022uFを交換して再度、送信をするリードリレーの弁が共振してビーと振動している。感動もんです、なおったードー
半世紀たっても電子部品はいがいと壊れないものだなー、と感心する。
コレで送受信機共に動作した。ヤレヤレです。疲れたベー // 一休み //

送受信機でリードリレーの調整(周波数合せ)


リレー・サーボを動作させる為のリードリレー(周波数選別器)の調整をします。
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写真名称説明
1)受信機内リードリレー(低周波選別器)紫枠内=選別弁、緑枠内=調整ネジ、下=共振トランス
2)送信キー (8ch)(左右、上下方向動作)
3)低周波発信調整ボリューム(各チャンネルに対応)
4)各送信キーによる低周波発信周波数(50KΩとコンデンサーの組み合わせ)
5)オシロによる低周波発信周波数波形とカウンターでの周波数確認
6)受信調整要ジグ(リードリレーに接続して赤LEDの点灯で確認)緑はジグ動作用
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ここの調整で機械性能の良し、悪しを判断する根源となります。調整をしても温度、湿度変化で低周波発信周波数が変化する可能性がある。 変化すると受信側の選別リードがズレしまいます。(回路設計、使用部品の影響などがあり、調整だけでは全てをカバーできません)、また リードリレーの接点不慮でリレーが動作しないなり目的のサーボが動作しない、問題も発生します。
とりあえず高い周波数から順番に送信機のキーを押しながら調整ボリュームを回すとキューン、キーーンと周波数変化が確認できる。リードリレー の一番短い弁が上下に大きく振れる(525Hz)、一度送信を止めてから再度同じ事を繰り返す。調整が悪いと二回目の送信の時に共振 弁の振れが小さくなったり、隣の弁が共振したりしてしまいます。
調整位置としては最大に共振する位置から少し戻したところであわせました。 各チャンネルの調整が進み一番低いチャンネルの手前でどうしても共振しないチャンネルが発生、カウンターの表示をみると400Hz代の周波数に なっている、(目的は300Hz台)ボリュームを左右に何度も回して調整しても目的周波数にならない?。
またまたトラブル発生だー......  //一休み//
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不良チャンネルの回路を調べても部品の不良は目視では判りません、送信機の低周波発信回路にオシロスコープをつなぎ確認する。回路構成は 50KΩとコンデンサー(0.022+0.1uF)の組み合わせになっていたのでコンデンサーの値を低い周波数にするために0.1uFと並列 に追加したり、あれこれ値を変えながら調整をしても目的の周波数にならない。結局0.1uFのコンデンサーの容量変化で値が小さくなっていた 要です。値は0.05前後だった為、0.1に変えると目的の周波数付近になりました。
コレで全チャンネルのリードリレーが大きく上下に震動して共振した。今のところ周波数のズレはないようです。
こんどはテスト用ジグ基板でリードリレーの導通確認もできホット一息です・・、 ここまで三日間がすぎました。
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リードリレーの動作は動画を見てください。

サーボコントロール・リレー基板製作

サーボ内にリレー基板を収める。
左=>モター
意義=>基板スペース
リレー基板を収納した様子。
リレー基板のサイズ(TRとリレーが乗る)
Trとリレーを組み込んだ基板
裏面に抵抗とコンデンサー

リレーをサーボ内に収納する。
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予定ではリレーボックスを造り、その中にリレーを8個収納する予定でしたが、ケースを見つける手間も掛かるし加工する手間もかかるので サーボケース内にリレーを収納することにしました。
実は当時購入後、数年たってサーボケース内にTRで組んだリレーレスサーボなるものが発売さ れました。TRで回路を組もうかとも思いましたが今回は当時の維持を目的と思いリレー式にしました。
3台のサーボ用に、組み終わった基板動作確 認をして完了した。
裏面の遅延用電解コンデンサーの値を5uFで造りましたが、動作確認した感じでは遅延時間がチョット長いかナーて思います。 モーターコントロールサーボではチョン打ち2回ぐらいで振り切てしまいます。適正値は(2-3uF)前後かな? あまりコンデンサーを小さくするとリレー が反応しなくなります。
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使用部品表
1)穴あき基板   W260XH190mm X 3枚
2)トランジスター 2SC1761X6個(2SC1815でもOK)
3)チップ抵抗   22KΩX6個
4)チップコンデンサー 5uFX6個
5)リレー     Y-14-1C-5DSX6個(5V駆動)G2VタイプでもOK

リレー・サーボ基板からリレー基板の配線


リレー・サーボと内部基板の配線。
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サーボ動作基板をじっくりと見ると、リレー2個とプリント基板で実によく考えて造って有るナーと関心します。今更ながらMKサーボ (加藤無線)の人は頭がいいですネ.....
動作は、黒(-3V)と茶色の線を利用してます、リレーの接点が動作スイッチになっている為、このままでは動きません(センター位置) リレーが動き接点がONになるとモーターが回りプリント基板の停止位置まで45度回転して停止します。〔右図)
リレーの接点が元に戻ると赤(+3V)と黄色の線を利用して元の位置に戻ります。この動作の反対が逆回転45度になります。
茶色、黄色線を外すか、左図のように接続すると自動で元の位置に戻らなくなります。(エンジンコントロール用)

リレー・サーボを分解グリスアップと調整(MK/加藤無線製)

ギヤーX3個と
回転ギヤーX1
回転ホーン
使用ネジ
リレーサーボ分解の全体。
ギヤー組み立てとモーター
グリスが固まり外れない。
分解して上のカバーをはずした状態。
プリント基板、かなりサビと基板消耗が見えます。(一番正常品)
グリスアップして再度ギヤーを組み立て。モーター軸もグリスアップ
頭部 プリント基板と接触して動作を決めるホーンブラシも
消耗してました。
手先 グリスアップをする前、ギヤーを入れる軸にグリスを付ける。
頭部 三台のリレー・サーボグリスアップ後組み立て。
手先 ケースのネジ止め部分が欠けているものが有る。

リレー・サーボの内部を見ると年数分の老化が出ています。
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分解を進めると3台共に年数分の老化が有り。ケースのネジ止め部分の破損(一番下の右写真)グリスが固まってギヤー軸からキヤーが 外れない。ムリをするとギヤーが破損しそうです。やさしく、やさしくゆっくりとギヤーを外していきます。結構大変ですヨ!半世紀の時間 分頑固です。
3台分、なんとか部品を破損せず外すことができました。各サーボの軸がサビてガサガサになっているサーボもあった。サビ 落とし剤で研磨してサビを取りグリスアップする。(下から2番目右写真)
サーボ内動作設定プリント基板はサビと消耗で銅板が出ている(良品は銀メッキのままだ)ホーンブラシも形状が変化している(接触面)カット& トライで調整しながら手直しを繰り返す。なんとか動作する状態になった。(下から2番目左写真)
三台のリレーサーボの調整と修理するのにマルマル一日がかりだ.......  //またまた一休み //  

いよいよ最後の調整全体の配線と動作確認

システム全体を接続、サーボ、電池ボックス、受信機。
サーボモター内、動作設定プリント基板配線の様子そのⅠ。
サーボモター内、動作設定プリント基板配線の様子そのⅡ。
リードリレー回りの配線様子。
受信機内全体配線。
受信機側面から配線を外部に引き出す。
リードリレー弁が共振しています。
手 サーボモーターの配線接続コネクター(電源、受信機)
電源がらサーボへの接続コネクター。
修理完成を接続した様子。/td>

送信機、受信機、リードサーボ基板組み込み完了! 全体の動作確認。
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全システムを接続した状態で動作しました。ここまで長いような、短いような時間でした。ここまで復元するのに一週間かかりました。今まで1個づつ 調整をしながら修理してきたので全体動作は何の問題も無く動きました。送信機のキーを押すと、それに相対するサーボからキヤー音が して軽やかに動きます.
感激です、購入当時にタイムスリップしたような気分です。3個のサーボとも軽やかに動作します。苦労して直した かいが有りました。これで全作業が終了です。
サーテ、次は飛行の準備でもしますかネ・・・・・ 当分夢が見れそうです!!!!!!
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リレーサーボ動作は動画を見てください。

次はヒノデ・アナログシングルプロポに挑戦しますか..


   ヒノデ・アナログ式シングルプロポシステムには送信機が有りません
受信機の型番はHinode SINGLE PROPORTIONAL PR300と書いて有ります。
サーボにはHinode SINGLE SERVO SP-3 と書いて有ります。
エンジンコントロールSERVO ES-1 と書いて有ります。
たしか送信機には1chネルの左右に倒すテックとプッシュスイッチが付いておりプッシュスイッチを押すと エンジンコントロールサーボが順番に回転したと記憶しています。
この装置にも思い出があり是非挑戦してみたいです。
どなたか送信機をお持ちの方がいましたらトップページの’よろしければ足跡を残して下さい。’に 書きこんでください。お待ちしています.

制作・企画

平成23年度 11月編集
半世紀前のラジコン復活奮闘記
企画制作:SAVMASA企画
    

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