心を癒す花ばな
心 の 写 真 術
・良い作品づくりには、高度な撮影技術より、先ず豊かな感性
・感動する被写体を見つける鋭い眼(観察力)
・感じた心の撮影
・人まねから脱却した、独自の作品づくり
1 よい作品づくりには、高度な撮影技術より、まず豊かな
感性を育くもう
花の写真は、どんなに綺麗に撮れても、内容が単に綺麗だけのものであれば、
それは客観的な記録写真であり、芸術写真ではない。
芸術写真は、作家の思い(感動)が作品に反映され、それが作品を通して
見る人に十分伝わらなくてはならない。
同じ被写体を見て感じる心は、十人十色であるが、感性が豊かなほど「美」
を感じやすく、感動も大きくなり、良い作品が生まれやすい。
感性を育んで行くためには、日頃、身近な所で自然に触れる機会を多く持
ち、自然をよく観察することである。花の名前や何時どのような所に咲くの
かを覚えよう。五感を働かせて、漂ってくる若葉の香りや花の香りを嗅ぎ、
水の音、風の音、鳥のさえずり、虫の声に耳を傾け、季節を体で感じよう。
また、写真展を見に行ったとき、作家が被写体のどこに感動し,作品を見る
人に何を伝えたいのかを考えながら鑑賞しよう。
俳句や短歌、童謡などから、作者の心を読み取るように心掛けよう。
写真の技術は、被写体に対峙したとき、豊かな感性から生まれた感動を、
作品を見る人に伝えるための作品づくりの技術であり、豊かな 感性があ
ってこそ、活かされるものである。
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