うちの家の名前の由来


 実は私の祖先は、江戸時代には別の名字を持っていました。 鍋島藩(今の佐賀県)の下級武士であった祖先が、お金で「御厨」の名前を買っ たのだそうです。それまでは「江口」という名字でした。当時商売を初めていたよう で、なにやら由緒ある名が欲しかったのでしょう。それ以後ずっと商売をやっていた御厨家の当主は「御厨嘉平」の名を代々名乗っていました。特に「平」の字は 代々使われたようで、私の父の名にも「平」の字が使われていました。 店は乾物の問屋で明治時代には手広く商売をやっていたようです。

 いまでも佐賀市の 柳町という場所に遠い親戚の経営する「御厨商店」があります。長崎街道という、昔はずいぶん賑わっただろう当時の大通り(道幅は3mく らいですが)に面した場所にあります。すぐ近くにある神社に、祖先が寄進したものがいろいろありました。 先日、おなじ名前の方と偶然お話をする機会がありましたが、やはり鍋島藩の台所番 が祖先です、とおっしゃっていました。