チリ、イースター島
宿から歩いて5分のところにタハイと呼ばれるモアイが立っている。このタハイは夕日を背に赤く染まるモアイが楽しめる場所として有名な場所だ。
私達は宿について早々、このタハイの周りを散歩してみることにした。タハイにはイースター島で唯一、目の入ったモアイが立っている。かつては全てのモアイに目があったそうなのだが、今は全てのモアイから目が外されてしまったとのこと。
このタハイにあるモアイの目はレプリカなのだが、それでも昔の姿を想像させてくれる姿は、本当のモアイを知る上で重要な役割を担っている。
私達がタハイとその周りをゆっくり歩いていると、向こうからとても背の高い夫婦がやってきた。彼らは私達に出会うや否や「やあどこからきたんだい?」と気軽に話しかけてきた。その口調や物腰はとても旅なれた欧米人といった様子。彼らはオランダから来たとのことだ。
私達が日本から来たことを知ると、いくつかの日本語を教えてくれないかい?と彼らは話しを続けてきた。ほんの挨拶程度の話しで時間にして1分程度しか経っていないのだが、彼らは持ち歩いているメモにいくつかの単語を書くことを忘れなかった。私は彼らの勉強熱心である姿勢と他人に対しての心の開き方に、見習うべき基本姿勢を見た気がした。
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