レッドウイングアイリッシュセッターのタグのデザインは、初期に刺繍からプリントへ変更になり、その後は生産国文字の変更ぐらいで大幅な変更もなかったのです(犬の意匠の変更は何度かありました)が、1990年にはいるとその形状、文字も大幅な変更がありました。ここではRW-875とRW-877のタグの変遷を大和守の独自の調査を元にご紹介いたします。製造年月の範囲は現物を確認したものだけですので完全なものではありません。当然ながらその前後で別のタグが存在することもあるということをご了承ください。


旧四角犬タグ(U.S.A.)は10年程の時代があります。現物で確認したのは1980年1月製造〜1990年3月製造です。
この間にスクエアステッチ(画像参照)が消えますが、最後のスクエアステッチは1986年1月製造を確認、スクエアステッチが消えた最初のモデルは1985年11月製造を確認しています。ファクトリーによってズレが生じているのでしょう。

1990年、旧四角犬タグ(U.S.A.)は半円犬タグ(便宜上、初期とする)に変更になりました。これが半円犬タグ初のモデルです。このタグがベロの裏に付きます。
この半円犬タグは現物で1990年5月製造〜12月製造まで確認しております。

1990年末、初期半円犬タグはこの半円犬タグ(便宜上、前期とする)に変更になりました。形状、文字のレイアウトは同じですが、カラーリングや犬のデザインは一新されています。このタグがベロの裏につきます。
ベロ裏に付くタグは現物で1990年12月製造〜1991年9月製造まで確認しております。

これは前期半円犬タグがベロの表に付いたモデルです。
このモデルは現物で1991年11月製造〜1993年9月製造まで確認しております。

1993年、前期半円犬タグはこの半円犬タグ(便宜上、中期とする)に変更になりました。基本デザインと配色は同じですが、MADE IN U.S.A.とRED
WING SHOE
CO.の文字がなくなり、やたらとシンプルです。けして贋物ではありません。
このタグは現物で1993年11月製造〜1994年5月製造まで確認しております。

1994年、中期半円犬タグはこの半円犬タグ(便宜上、後期とする)に変更になりました。MADE IN
U.S.A.の文字が復活しています。
このタグで製造年月が確認出来たのは1994年3月製造〜5月製造まで。これ以降は右足履き口内側のアッパーの製造年月の刻印がなくなりますので、ベロ表の刻印から製造年のみしか確認出来なくなります。その刻印から1996年製造まで確認しております。

1996年、後期半円犬タグは廃され、両足踝外側にこの刻印(通称、犬刻印)のみになりました。
このモデルは1996年製造〜1997年製造まで確認しております。これ以降、日本正規取扱品はRW-875、RW-877からRW-8875、RW-8877にスイッチしています。

1997年、アイリッシュセッターが消え、刺繍羽タグとなりました。製造年によって、画像のような位置だったり、ベロの裏だったりしています。
これは当時、正規店での取り扱いはありませんでしたので、並行輸入品です。
因みにRW-875が正規取扱品として復活するのは2006年4月からです。

1997年から日本正規店ではRW-875、RW-877はRW-8875、RW-8877にスイッチしますが、RW-8875は1996年製造からあり、当初はこの四角犬タグがベロの表に付いていました。これは半円犬タグからの流れでしょう。1997年からこのタグはベロの裏に付くようになります。

