多くの家造りの先人達と同様に,月々のアパート賃料を払い続けることに虚しさを覚えたことにより,オラホの家造りはスタートしたのであった.昨今の低金利や住宅減税政策に踊らされた感も否めない.これまた多くの先人達と同様である.よーするに,オラホの家造りは,良くも悪くも人並みな理由から端を発したのであった.
資金計画は,総予算の20〜25%を頭金としてオラホのなけなしの貯金を叩き,残りは,主に会社の利子補給制度を利用して銀行から借り入れることにした.予算配分は,土地と家とで,大雑把にそれぞれ半分ずつと考えた.オラホの考えは,「土地がなければ家は建たないが,所詮,住むのは土地ではなく家」という,どちらかというと「上物重視」であった.家は,土地と違って償却物であるという考えが強い人は,この辺の考えが違ってくるのであろう.

最初にオラホが考えた希望条件は,以下の通り.

土地

  • 主に予算上の理由によるが,広さは30坪もあれば十分.
  • 二つ以上の電車路線が交差する利便性の高い駅から徒歩圏であること.ただし,予算上の理由により,徒歩15分位までは我慢する.
  • 駅からは,平坦路であること(坂道は自転車で苦労するので).
  • 地形は方形で,敷地は平坦であること.引き込み道路はバツ.
  • 私道持分がないこと(権利とか税金とか面倒そう).
  • 4m以上の南道路と土地の一辺が接道すること.
  • 周辺道路は車通りが激しくないこと.
  • 近所にスーパーまたはコンビニがあること.
  • 周りにマンション・ビルなど高い建物がないこと.また将来建つこともないと思われること.
  • ガスは都市ガスであること(プロパンは高いのでバツ).
  • 下水道が引かれていること(今時,汲み取りはイヤ).

  • 将来のライフスタイルを考慮しても,部屋数は3LDKあれば十分,の予定.
  • どーせあっても使わないから,和室はいらない.
  • リビングダイニングは,12帖程度(今のアパートの8帖では手狭なので).
  • 車1台止めるスペースを作る.
  • 良い工務店を見分ける目も情報もないので,構造のしっかりしたハウスメーカーで建てる.

この頃は,これでも,それなりにビンボという現実を踏まえた上での希望のつもりであったが,この後,ジッサイに,土地探し・家選びを通じて,現実の厳しさを思い知らされたのは言うまでもない...