皆様こんにちは!
 風次郎が毎週お届けする信州八ヶ岳山麓の風物詩です。
ホームページにも御紹介のとおり、風次郎は海抜1000メートルの富士見
高原からこのマガジンをお送りします。
 どうぞ、時々は皆様からの励ましの言葉もお寄せください。

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        風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No 5

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2003年3月
雪山の写真をホームページのGalleryに集めています。ご覧下さい。
八ヶ岳山麓通信 ホームページ・ギャラリー
 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/4066/gallery/yukiyama1.html
   風次郎
  fuujiro@geocities.co.jp

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3月になった。
 「暖かくなると良いね。お雛様も寒いとこまるから。」
 「お姉ちゃん卒業式だし。」
 たわいない会話も季節にふさわしい親子連れが歩いている。

 上川沿いの土手の上から見えるコハクチョウの群れはもうすでにその数の
 ピークを過ぎているそうだ。
 毎日北へ北へと家族ごとに順番で旅立って行くのだろう。
 ここから諏訪湖あたりへの往復で羽を鍛えたのだときく。
 “来年もまたおいでよ”

 朝の空は澄んで青いが、晴れても午後の山は霞む日が多くなった。
 “この空を飛んで、シベリアあたりまでいくのかなー”

 それぞれに春のしるしをつけて、時は移り来る。 

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 雪解けの山は灰色まだら。雑木林ばかりでなくこの辺りの山には落葉松
の林が多いが、落葉松など冬には葉を落としてしまう。
 常緑で生えているのは松、杉、そして檜、サワラである。杉の類は信州では
木曾の檜が有名である。この辺りでも神社の境内には大きな杉の木はよくある
が、それと同じぐらい見られるのがサワラである。サワラの艶のある緑は良い。
 サワラは一見檜とそっくりで見分けがつかない。両方とも杉のような逞しさ
より、スマートな印象の木だと思う。全体のイメージや葉の感触がエレガント
である。
 サワラと檜が区別できないひとは、余所から来たひとである。見分けは難
しくはない。葉に触って良く見ると、サワラはうろこ状の先がとがっている。
檜は丸く玉のようになっているのだから。
 山はだの黒く映る所はこれらの木が立っている所と見てよい。反対に芽吹き
を見られる場所や、紅葉の優れるのは今灰色の場所である。いずれ風次郎は
落葉松の芽吹きや黄葉を御紹介しようと思う。

                      (風次郎) 

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