西山浄土宗とそのみ教え
西山浄土宗 われらの信条
一、われらは 苦悩を救いたもう 阿弥陀仏に帰命し
奉る
一、われらは 仏の大悲を悦び つねに名号を称え奉る
一、われらは 仏のみ心をうけて 人の世の光とならん
西山浄土宗は、鎌倉仏教の魁、法然上人を宗祖とし、高弟、證空上人(西山上人)を流祖と仰ぐ、日本浄土教の
嫡流であります。
総本山は、京都、西山のふもと、粟生の里に、800年前、熊谷蓮生法師(「平家物語」で有名な熊谷次郎直実公)
によって創建され、法然上人をお迎えして開山された光明寺(長岡京市粟生)です。光明寺は法然上人御火葬の
地にして、上人の御芳骨を納めた御本廟をお祀りし、「浄土門根元地」の名を戴く名刹で、西山浄土宗末刹寺院全
国600ヶ寺の根本道場となっております。巷間では、広くもみじの名所として知られ、1年を通じ、多くの参詣者が
訪れます。(ちなみに拝観料は無料です。)
また、ここ紀州におきましては、室町時代の高僧、明秀上人御開山の壇林総持寺(和歌山市梶取)を中心に泉
南地方より和歌山県下にかけて、160ヶ寺が、地域に根ざした教化活動の実践に取り組んでいます。
私たちのみ教えは弘願念仏を旨とし、具体的には、称名念仏に安らいつつ、無限の過去より、現在、そして永遠
の未来にわたって、凡夫ながらに(機の深信)、弥陀大悲の救済のみ胸に懐かれたわが身をよろこびつつ(法の深
心)、救済の自覚の上は、法界身の弥陀(わが心をすみかとする仏)たる清浄心のはからいのままに、安心の上の
起行(念仏の実践、弘通と社会及び地球環境の浄化)、また、止悪(悪いことをしない)・修善(よい行いをする)・利
生(他者のためになることをする)の三聚浄戒(大乗菩薩戒)に沿って、自他共々に、この人生を力強く生き抜か
ん、というものです。それはまさに混迷の現代にあって、一条の光ともいうべきみ教えであります。
南無阿弥陀仏 合掌
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