オリジナルPCケース 6号機
自作PCのコンテスト用として制作したPCケースです。
コンテストの存在に気づいて締切りまで6週間。企画立案から設計で2週間。実質1週間で作成しました。 「あんな機能つけたいな。」「でも時間ないな」というような葛藤の中で製作されたPCケースです。
コンセプト
とにかく時間がない。なので複雑な構造はできません。フレームは既存のものと考えました。でも、5号機は光学ドライブが省略されており、通常使用のPCを言い張るには、ちょっと見劣りします。そこで、機体の幅を広げ、3.5HDDのスペースにスリムDVDドライブを搭載できるようにしました。コンテスで点数稼ぐ「売り」を外装に求めることにしました。職場で「牛本革」を入手・加工できるメリットを活かし、「本革製」の外装とすることを決めました。中でも「アドバン」加工した革をブラシで磨いて「ムラ」出す製法は、素人で再現するのは難しく、十分「売り」になると考えました。この「ムラ」により、本革張りケースはアンティークの宝石箱のようになります。なので、装飾金具を銀製にし、点灯箇所にも宝石を散りばめる事を考えました。

図面

基本図は5号機のを流用し、上下のパーツを平行移動して幅を広げました。試しに革製外装を作って5号機にかぶせたところ、四角四面の「箱状」では、ぜんぜん色気が生じないことがわかりました。そこで、フロント部分の上角の空きスペースをカットすることにより、外装の角に「アール」をつけられるようにしました。 ディスクを出し入れする口は、「革」の蓋で覆い隠すようにしました。こうすることにより、「アール」に意味を与えられることにもなります。

フレーム
5号機と変わったところは、幅を広げたところと、フロントの横梁が短くなったところ、光学ドライブケース用にステーの形状が変わった程度です。あと、フロントの縦梁にキャッチとスイッチとランプの穴をあけたぐらいです。この辺りの工作はもう手馴れたものなので、述べ2日程度で仕上げられました。


革製外装
革はミシンで縫い付ける訳ですが、主はミシンがけなど小学校の家庭家の授業以来したことありません。職場には工業用ミシンが何台もあるんですが、主は事務職なんで、触れたことはありませんでした。まあ、それほどいじるところがある機械でもありませんし、なんとかなるだろうと気軽にミシンがけを行ないました。
しかし、意外にこれが難しい。どうしてもまっすぐに縫えない。あと、針のつけ方が間違ったのか、ぜんぜん縫えなかったり、最後にはミシン1台ぶっ壊してしまいました。でも、他の外装にチャレンジしなおす暇もなく、とにかく練習して、それなりに使えるようになりました。
そんなわけで、複雑な構造は縫うことができいので、考えていた「袋状」にすることは断念しました。天板とフタを1枚の革とし、それにサイドを覆う革を縫いつけて、そのサイドを延長し、裏で重ねてマジックテープで留められるようにしました。縫う箇所は極端に少ないですが、簡単にフレームを覆える構造です。フタの下も、フレームを露出させるのはカッコが悪いので、フレームに革を貼り付けることにしました。
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