3日目(大晦日)
  2005.12.31
 フェアバンクスで大晦日を迎えた。このところ「紅白歌合戦」や「ゆく年くる年」を見ていない。日本の年末とは違って、あぁもうお正月だといった感じや慌ただしさはまったくない。
 今日も、起きたのは朝11時になってからだ。夜のオーロラ・ツアーまで昼間の予定は、相変わらず特になし。という事で、今日も散歩に出かける事にした。昨日はAirport Wayをとおってフレッドマイヤー
まで行ったが、Hoselton Rdを歩いてみる事にした。こちらから行ってもフレッドマイヤーに到着する。お土産もぼちぼち買っておきたい。
 プリンセスホテルからHoselton Rdに出て北へ進むと、凍結したバス停があった。フレッドマイヤーでも見つけたが、利用客がいるのか疑問である。なにせ歩行者に出会った事がない。自分がこうして歩いている事自体、ここでは変わっているのだろう。
Hoselton RdもB号線の高架下をくぐるとBoat Stとなる。この道に入って、1件のお店を見つけた。アラスカの生地・毛皮屋さんだ。ちょうど身体も冷えてきたので覗いてみる事にした。
 店の中は暖かい。フロア一面に毛皮や生地類が所狭しと陳列されている。毛皮のコート、マフラー、帽子、敷物、アクセサリーなどであるが、すべて本物の動物の毛皮のようだ。ちょっとしたショール?マフラー?で150ドルくらいであるが、日本の都心でこれを首にまいていたらさぞ驚くような形をしている。身体が温まったところで、結局、10ドルくらいの小さな毛皮のアクセサリーを買って、店を後にした。

 ここから程なくして、フレッドマイヤーの前の交差点に着いた。スーパーに併設されてあるガソリンスタンドでは、スノーモービルに乗った親子を発見。こちらを向いて愛想よく手を振ってくれた。

 フレッドマイヤーでは、昨日見ておいた、スモークサーモンやチョコレートなどお土産になりそうなものを調達。帰りは、荷物もあったし、ちょうど、午後3時のA&Pツアーズの送迎車があったので、ホテルまで乗せてもらった。車だと、ここからものの5分でホテルに到着する。


 今晩は、3日目のスキーランド、オーロラ観賞だ。これまで同様、夜10時発で3号車のバスも変わりなし。人はまた少し減っている。さすが3日目ともなると初めてオーロラ観賞に出かける人もなく、バスの中でのオーロラ説明はなかった。いつもどおり約45分で現地に到着。まずは、暖かいココアで身体を温め、ゲレンデ近くの小屋でオーロラを待つ事にした。今日も天気はよく、星が美しく見えている。昨日は、着いた時からうっすらとオーロラが見えていたが、今日は満天の星だけだ。あと1時間で新年を迎える。ぜひオーロラとともに新年を迎えたいと思っているが、気配なし。

 しばらくするとA&Pツアーズのオグ氏がやってきて、上のメインの小屋の前で花火を上げると教えてくれた。シャンペンも振る舞われるらしい。スキーランドの新年カウントダウン・イベントという訳だ。まもなく花火が1発打ち上げられたのを合図に、上の小屋に行ってみた。人が集まりはじめ、シャンペンも準備されつつある。


 新年15分前となった。シャンペンを片手に外にでると残念ながらまだオーロラの姿は見えなかったが、これから花火の打ち上げだ。そして、外に出て来た各人にも数本づつ花火が配られた。夜のスキーランドがにわかに宴会場と化し、盛り上がってきた。やがて打ち上げが始まった花火に歓声があがり、そしてカウントダウンが始まった。

打上げ花火を準備するスタッフ     23:45  花火を配るA&Pのオグ氏      23:47



スキーランドは宴会場へと変身     23:50  花火の打上げ開始          23:52


 いよいよ2006年だ。フェアバンクスの山の上でお正月を迎えた。今年はオーロラを見ながら暗やみで静かに新年を迎えるのだろうと思っていたが、こんな派手なイベントがあるとは想像もしなかった。スタッフに感謝。シャンペンもおかわりし、ほろ酔い気分で次々に花火が上がる夜空を見ていると、こういうところで旅はいいものだとふと思ったりする。






↓カウントダウンとともに、手に持っていた花火にそれぞれ火をつけてもらった 2006.1.1/00:00




 HAPPY NEW YEAR!!





この日一番のオーロラはこれが精一杯(肉眼ではもっと弱い)              0:53


 花火の勢いに驚いたのか、ゲレンデの盛り上がりとは裏腹にオーロラの方は沈黙を守ったままであった。ちなみにオーロラ予報では、Moderate(中程度)。
 3晩連続で訪れたスキーランドでのオーロラ観賞は日に日に衰え、これでひとまず完。深夜2時になってスキーランドを後にした。