5日目(最終日)
  2006.1.2
 チェナ温泉からホテルに戻ると、もう深夜3時半になっていた。今日は、いよいよフェアバンクスを旅立つ日だ。ロビーに早朝5時45分集合なので、寝ている時間はない。さっとシャワーをあびて暖かいコーヒーを飲みながら荷物をまとめ始めた。今回はとにかく衣類が多い。なんとかスーツケースに詰め込んで、レンタルした防寒具とともにローカに出した。後は、ポーターが運んでくれる。

 時間になって、ロビーへ降りるとすでに空港までの送迎バスが到着し、スタッフが各人のスーツケースをバスのトランクに詰め込んでいた。さっそくバスに乗り込み空港へ向うが、最後に、フェアバンクスでオーロラを観測した証しとして観光局発行の「オーロラ証明書」なるものを頂いた。ちょっとしたものだが、いい記念になる。

 バスは、動き出すと5分で空港に到着。
B747のチャーター便で来た時と同じ300人以上の人が帰国する。特設されたJALのチェックインカウンターは3つあったが、あっという間に長蛇の列となった。たまたま最初に到着したバスだったので、数分でチェックインが終り、荷物検査、出国審査とスムーズに通過した。バスの到着のタイミングによってずいぶん違う。スーツケースは、検査官による開封チェックも頻繁に行われており、見ていると、自分のスーツケースも開けられた。言われていたとおり鍵はかけていない。ざっと調べが終わると、何か書き込んだを1枚ほうり込み、丁寧に締められずに、シャツが挟まったままコンベアの奥へと流れて行った。全員が搭乗手続きするまでかなりの時間がかかるため出発時刻の約3時間前に空港に着いたが、この後、狭い出発ロビーで長時間待たされる事になった。ロビーにはギフトショップ1件とファーストフード店1件が営業しているだけだ。
 待ちくたびれたが、ともあれ定刻の8時50分になって無事、搭乗。未明のフェアバンクスを後にした。













 昨年の年末年始もチャーター便によるフェアバンクスへのオーロラツアーが行なわれたが、あいにく天候が悪くオーロラ観測には悪条件だったらしい。今年は期間中晴天に恵まれ、いい条件の中でオーロラを見る事ができた。アラスカ・フェアバンクスは、北緯64.8度で、この時期の日照時間は、4時間弱と短く、厳寒な環境である。このため、昼間は積極的な活動を控え、近場の買い物と仮眠で過ごし、イベントはすべて夜のオーロラにかけていただけに、限られた期間の中でオーロラが観測できたのはラッキーだった。次回は、太陽活動が活発になる11年周期の時(2011年)に再びオーロラ観測に挑戦したい。


■暖冬
 日本では、この年末年始に次々と寒波が押し寄せ記録的な大雪となったが、アラスカでは逆に暖冬となった。これは偏西風の蛇行が原因で北極上空にある冷たい空気が、アラスカには降りずに日本に蛇行しているためらしい。フェアバンクス観光局の資料によると、12月〜1月の平均気温は最高が−18℃、最低が−27℃とあったが、到着した12月29日の最高気温が−10℃で最低気温は−19℃だったので、例年より8℃も高い事になる。プリンセスホテルの横を流れるチェナ川は、冬季は車道にもなるらしいが、数台が氷を割ってしまったため、この冬は通行禁止となっていた。ただ暖冬といっても最高気温が−10℃である。



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