講義7 認知症に伴う行動心理学的症候;BPSD

1 BPSDとは何か

 BPSDの重要性

  BPSDの定義−合意表明

BPSDの頻度と影響

2         臨床的な問題

 臨床的症状/持続期間と経過/痴呆のタイプによる相違
 具体的症状:心理症状
   妄想/幻覚/誤認/抑うつ状態/アパシー/不安
 具体的症状:行動症状
   徘徊/焦燥/破局反応/不平を言う/脱抑制/じゃまをする/拒絶症
 せん妄:BPSDとの鑑別診断

 

3         病因

 痴呆における遺伝的異常−BPSDとの関係

痴呆における神経伝達物質の変化−BPSDとの関係/
  コリン作動系にみられる痴呆に関係した変化

ドパミン系にみられる痴呆に関係した変化

セロトニン系にみられる痴呆に関係した変化

痴呆とグルタミン酸濃度の変化との関係

痴呆における神経内分泌機能の障害
 

痴呆にみられる神経病理学的変化−BPSDとの関係
   精神病症状
 神経画像(形態画像と機能画像) 
 概日リズム−BPSDとの関係
   概日リズム障害と生物学的要因の関係
 BPSDに寄与する性格・心理的要因
 BPSDに寄与する環境・社会的要因
   介護者の要因
 

4 介護者の役割
 介護者にとって何が負担となるのか  
   介護者の負担に関連する要因
 家族介護者に対するBPSDの影響
   心理的健康/身体的健康
 BPSDに対する家族介護者の影響
 介護者の負担を減らすための介護者への介入
   情報の提供/家族ミーティングの活用/一時介護サービスの利用/介護者プログラムの例/
 BPSDのある患者を対象とした介入(介護者を媒介とした介入)
 ケアスタッフとBPSD
   スタッフの介入に対する患者の反応/信頼できるコミュニケーションの欠如/予見の重要性/
   ケアスタッフの支援体制

5 薬物によらない対応
 一般原則
 環境への介入
   物理的環境/時間的環境/睡眠衛生プログラム/感覚に関する配慮/栄養上の配慮
 行動的介入
   抑うつ状態に対して推奨される方法/焦燥および攻撃性に対して推奨される方法/
   徘徊に対して推奨される方法/
   繰り返しの質問・マンネリズムに対して推奨される方法・ケーススタディ/
   不適切な性的行動に対して推奨される方法
 レクリエーション療法,補助療法,社会療法
   音楽療法/その他の療法
 心理的介入
   個人心理療法/家族心理療法/グループ心理療法/チームアプローチ

6 薬物コントロール
 一般原則
 薬剤クラスと対象となる症状
 抗精神病薬
   従来型神経遮断薬/従来型神経遮断薬の有効性/従来型神経遮断薬副作用プロフィール/
   従来型神経遮断薬の認知機能およびADLへの影響/従来型神経遮断薬の投与中止/
   新しい抗精神病薬/新しい抗精神病薬の副作用プロフィール/新しい抗精神病薬の有効性/
   レビー小体型痴呆:考慮すべき点/処方のガイドライン
 抗不安薬
   ベンゾジアゼピン/Buspirone
 抗けいれん薬
   カルバマゼピン/バルプロ酸
 抗うつ薬
   トラゾドン/三環系抗うつ薬/選択的セロトニン再取込み阻害薬/
   抑うつ状態の痴呆患者で使用される他の抗うつ薬/抑うつ薬の投与に関する推奨事項
 さまざまなクラスの薬剤
   コリンエステラーゼ阻害薬/リチウム/β遮断薬/セレギリン沈/静・催眠薬
 痴呆における抑うつの電気けいれん療法