フィルムが全滅だ!


今年3月、友人とで富士山を撮影に行って来ました。精進湖、本栖湖を回り、更には山中湖、
忍野村まで回ってきました。天気も良く富士山もくっきり見えてて、4×5で沢山撮影してきまし
た。次の日いそいそとカメラやさんへ現像を依頼に。
いつ頃出来るかなぁーと待っていたある日、電話がかかってきました。
カメラやさんからです。「どうも現像所でおかしなことを言ってきている」というのです。
飛んでいって話を聞いてみると、現像所から「撮影途中かフィルムを装填する際に光が入って
しまって全滅らしいが、全部現像しますか」という問い合わせでした。
現像してみなければ失敗の原因が分からないので全部現像してもらうことにしました。
そして数日後、できあがってきたフィルムを見て唖然としてしまいました。
一枚は真っ白、二枚が極薄く画像が残っている程度、そのほかの全部はは四辺に1センチくら
いの光がかぶって画面内側は何ともないのです。
一緒にいたお客さんとカメラやさんとで原因を考えました。
フィルム装填の時に光が入れば四辺にきれいに光が入るわけはないし、ましてや全部に入っ
てるなんておかしいし、撮影途中だとたらなおさら、四辺に光が入るわけないし、フィルム全体
が真っ白っていうのもどうも納得がいかない。
みんなでいろいろ考えた結果、どうも現像所でフィルムを遮光袋から全部出して重ねておいた
ところに光を当ててしまったのではないのかという結論に達しました。
そうすれば、すべてつじつまが合います。真っ白な一枚はいちばん上にあったもの。
極薄く画像が残っているのはその下にあったもの、そのほかの四辺が真っ白なのはフィルム
の厚みがあるため横から入り込んだ光。
早速現像所に対しカメラやさんに抗議をしてもらいましたが、担当者が帰ったしまったとの理由
で後日伸ばし。次の日にも連絡してもらったものの、現像所からは回答なし。
一週間以上経っても何の回答もないので再びカメラやさんにお願い。
ようやく、現像所から正式な回答は来なかったものの、使用した枚数のフィルムと、現像代の
返却がなされました。要するに現像所でのミスを認めたこととなるでしょう。
しかし、現像上のミスが原材料費のみの補償で終わってしまうことは何ともやるせない気持ち
です。一日つぶして、燃料代かけて行ってきたのに…。
もう一度行ったとしても晴れるとも限らないしね。最悪でした。

リンホフ購入裏話

リンホフを購入するときずいぶんすったもんだが有りました。
カメラやさんに注文してしばらくして届いたカメラを見てみると表面に張ってあるシボの皮がは
がれそうになっているところがあるじゃないですか!
日本のカメラでは滅多にそんなことはあるもんじゃありません。(たとえ中身が壊れていようと
も)早速交換してもらう事にし、また一週間ほど待ちました。
ところがこれもはがれそうになっている所があるじゃありませんか!
こうなるともうカメラやさんを通していると時間かかるし面倒なので直接シュリロに問い合わせ
ることにしました。
するとシュリロの回答は今年の夏は異常な暑さで倉庫の中に置いてあった物に影響が出てい
るというのでした。
冗談じゃない!!そんなことあんたらの管理の問題じゃないの?!と言いたくなったのを押さ
えて大至急交換してもらう旨お願いしました。
そしてしばらくして来たのが今度はレンズボードを取り付けるところの加工が左右不均衡だっ
たのでやはり気に入らなく交換依頼。リンホフってこんなもん?疑問ふつふつ。
次にやってきたのはやはり剥がれそうになっている物。もうあきれて物もいえません。
その頃ちょうど東京に行く用事があったので、連絡すると交換しますのでお持ちくださいとの
事。仕方なく重たい思いをしてシュリロの本社に持っていくと修理センターに行ってくださいとの
こと。へっ?と思いながらもまた電車を乗り継いで行ってみると、なんと交換とは皮の張り替え
をするという意味だったとのこと。
何で新品買ってるのに皮の張り替えなんだよ!!。とうとう怒り爆発です。
そのまま、カメラはそこに置いてきて至急代わりを送ってもらうことにしました。
そしてやっと来たのが今のやつです。
しかし、輸入総代理店ってのはそんなもんなんですかねぇ。
あんた方にとっては何万台の内の一台でしょうけど、私らにとってはかけがえのない一台なん
ですからね。もうちょっとお客さんのことを考えて欲しかったですね。
それにしても、西ドイツ製から東西統合して単にドイツ製になったら品質悪くなったって聞きまし
たが、いかがでしょうか。

ほたるのフラッシュ撮影

先日辰野のほたる祭りを見に行ってきました。駅周辺が歩行者天国になってて、屋台もたくさ
ん出てものすごい人出でした。暗くなるまでうろうろしていざほたる様のすみかへ。
ところが混雑しすぎてなかなか現地までたどり着けません。普段なら歩いて5分くらいで行ける
ところでしょうが押しつ押されつして30分近くかかりました。途中「こんなに人がいて本当にほ
たるはいるのかしらん」と真剣に不安になりました。
でもなんのなんの、民家がとぎれて暗くなるにつれ一匹2匹とだんだん数が増えてきて、もっと
も奥まで進むと草むらや頭上あちこちに妖しげな光が乱舞しておりました。
一緒に行った妻も「こんなにいっぱい見たの初めて!!」と感激しきりでした。
しかし、この光景を写真に納めたい!と思う人がなんと多いことか。誘導係の方が「フラッシュ
はたかないでくださぁーい」と叫んでいるのに、五秒に一回くらいはあっちこっちでピカピカやっ
てました。何度も何度も叫んでいましたが、いっこうに止まる気配はありませんでした。
誰かがやり始めるとつい俺もという気持ちになってしまうんでしょうね。
ほたるさんにはまぶしいまぶしい受難の数日間だったでしょう。
さて、そこまでしてほたるを撮影した方々、上手く撮れていたでしょうか。
おそらく、画面の真ん中だけもうもうと茂る草が写ってて、周りはフラッシュの光が回りきらない
ので真っ暗。運良く画面の中に舞っているほたるが入っていたとしても、フラッシュのおかけで
普通のごみかホコリみたいにしか写っていない。もちろんあの妖しい光などは微塵も写ってい
ません。よーするに、彼らはただの草むらを撮ってきたに過ぎないのです。
フィルムの無駄、資源の無駄、ほたるさんには大迷惑!。
誘導係の方、今度は「フラッシュはたかないでくださぁーい」に付け加えて「フラッシュはたいても
ほたるは写りませぇーん」と言ってみたらどうですかねぇ。
だめかな…。「フラッシュたいても写らないよねぇ」の陰の声に「それでも撮るの!!」と開き直
ってる人もいましたからね。

てれび出演

6月30日(日)の報道特集というテレビ番組で、松本サリン事件で第一通報者となり犯人扱い
されてしまった河野さんが、当初誤認逮捕のきっかけとなった自宅に保管してあった毒物の意
味を証明するために白馬岳へ登って写真を撮ってくるというのをやりました。
その中で河野さんと一緒に撮影ポイントを見つけながら登山していったりインタビューに答えい
たりしていたおまぬけな顔をしていた人が私なのでした。よく見るとその前日打ち合わせしたと
きの私の子供の姿や、我が愛車で出発するところまで写っていました。
撮影当日は二日間ともガスの中で、大雪渓のあたりではあやうく杓子のガレ場へ入り込むとこ
ろでした。おかしいなと思い始めた頃運良く数分間ガスが晴れてルートを修正できました。
他のパーティーもほとんど杓子岳の方へルートを取り誤っていました。なかには大雪渓の真横
の沢に入り込もうとしているパーティもあり、遠くから見ていると霧が晴れたとたんに、角砂糖に
群がってたアリがみんな一斉にさぁーっと逃げてくるようでおかしかった。
1日目は小雪渓の上あたりから雨になってしまい、目的の杓子岳と鑓ヶ岳は撮れずじまい。
二日目は僕と西村さんは小屋から稜線へ行き、河野さんと撮影スタッフは下って、予想してい
た撮影ポイントで待機していました。小屋のあたりはガスでなんにも見えなかったのですが、稜
線へ出てみるとなんと、杓子や鑓が見えるではありませんか!もちろん白馬も。
あわてて、撮影スタッフへ携帯を入れるも繋がらず、しかたなく僕と西村さんとで1時間半ほど
パシャパシャ撮って下山開始。小屋まで戻ってみるとやはりガスの中。
ところが河野さんたちが待っているところに着いたとたんガスがとぎれて杓子の岩峰がどっか
ーんと現れました。私はもうカメラを出す余裕はなし。ひたすら河野さんの撮影を手伝っており
ました。数回ガスが晴れてそれっきりでした。当初私が考えていたレンズよりも大分短めのレ
ンズでなければ画面に入りきれず、慌てさせてしまいました。でも、河野さんの写真、渦巻くよう
なガスが立ち上ってていい風に撮れてましたよね。


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