「おまえが、この世に5人いたとしても・・」




皆さんは、詩というものに、どんなイメージを持っているだろうか。

詩・・ポエム・・恋・・ロマンチック・・素敵なあなた・・野に咲く一輪の野ばら・・。

こんなイメージの人もいるだろう。



先日発表された芥川賞の受賞作のような小説などは、一回に数万部印刷される。

近年では「世界の中心で、愛を叫ぶ」などが、そういった作品のひとつだろう。

しかし、詩集というものは、高名な賞をとったものであれ、出版数は数百部でしかない。

これが日本における詩の現状である。



ある詩人がいる。三代目魚武濱田成夫という男である。

「ヤングサンデー」という発行部数が30万部を超える雑誌で詩を連載し、

芸術化気取りの詩人、もしくは評論家連中にガツンと蹴散らし、

「俺は詩だけで食っている」

「俺は自分をほめたたえる作品しか創らない」と公言する男である。



大阪の西宮の寿司屋の生まれで、高校を越境入学して京都の美術系に行き、

フランスのトップモデルとフランスで1年位同棲し、

ニューヨークのソーホーの壁に悪戯書きをして警察に捕まり、

日本に帰ってきてから詩人をしながら、ぴあの連載したり、

最近では、ローリングストーンの日本盤に詩を書いたり、

セックスピストルズのも手掛けたり、

U2のインタビューしたり日本盤に詞を書いてる人物である。



彼の作品に出会うまで、私にとって詩とは、中也であり藤村であった。

しかし、彼の詩は俗っぽく大阪弁で叫ぶように放たれ、

「語りかける」「投げかける」といった表現とは対極のものであり、

その表現方法は「たたきつける」といった印象を与える。



魂の一言にも彼の言葉を紹介させていただいた。


「君が前の彼氏としたキスの回数なんて俺が3日でぬいてやるぜ」


「おまえがこの世に5人いたとしても5人ともこの俺様の女にしてみせる」


正しくは詩ではなく、作品タイトルである。この強烈さである。



彼に関しては、おそらく好き嫌いがはっきり分かれる。

あるものは嫌悪し、あるものは惚れ込むだろう。

確実にあくは強い・・が、生きるパワーを与える詩を書く。



「いい男がいない」「自信がもてない」という方は、これを機に一冊手にとって欲しい。

その場で熱烈ファンになるか、二度と手にしないかのどちらかになる。

キャプテン、一押しのオススメである。



最後にパリの新聞からインタビューをうけたときの言葉を紹介する。

「なにか影響をうけたものはありますか?」
 






彼はこう言った







「何に影響うけたかだって? 少年ジャンプだよ少年ジャンプ!!!」

φ( ̄_ ̄;) うーん

苛烈であることは、間違いない・・・。






このコメントがパリの新聞に載ったかどうかまでは知らないが・・・




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