藤林長門守城              Topへ

伊賀忍者の頭領の一人、藤林氏の城は訪れるファンが多いにもかかわらず、何の標示も
無かった。道路の傍でグラウンドゴルフに興ずる年配の方に尋ねると、丁度その方の裏山が
目指す城とのこと、「なんにも無いで〜!」との返事だったがとにかく向かったところ、その
お言葉とは裏腹に私の心を満足させてくれた。

その方(藤森浩さん)の家の前で草取りをしている、これも年配の方にお願いし見せてもらう
ことにした。
家の間の小道を登り城跡に立つと付近がよく見渡せる。低いが土塁や一段下がった所に
二の郭が確認できる。

帰りに、そのお爺さんから「そこにある柿、欲しかったら食べてもええでぇ」との暖かい言葉
をいただき、心ばかりか腹まで満たしてくれた。甘い甘い柿でした。大自然に抱かれた人の
心は、かくも情け深くまろやかになるものか。しばし都会の喧噪を忘れさせる一時でした。

☆所在地 三重県阿山郡阿山町東湯舟字辻内

 

 

       2003.11.1 撮影