北村氏山城            Topへ

中柘植集落の北側約500mのところにこの城がある。この山城は、伊賀惣国を構成する柘植三方衆の一人、
北村氏の城と言う。ちなみに里の城は、中柘植集落の東側にあり、一面竹薮に覆われていた。

「三国地誌」には、「北村氏堡二所」と書かれている。

東側道路沿いに駐車し、藪を覗くと結構立派な土塁が見え、「どうぞ私を見て下さい」と呼んでいる気がしたので、
そこから中に入った。

主曲輪は、北東西の三方を高さ約5mの土塁で結んでいる。東西50m南北50mはあるだろう。南に開く虎口の
先には、「翳し」の土塁と虎口受けを持っている。虎口から東に降る城道があり、その先はU曲輪に続いている。
U曲輪は、主曲輪の南に位置し、東西80m南北50mで、南は高さ2mの切岸で城域を区切っている。主曲輪東の
土塁を南から廻ると、堀切の堀底道がありその先は東側のV曲輪に繋がっている。広さは東西約40m南北70mで
ある。主曲輪北は、堀底道と化した堀切が更に北に延びており、この間飲料水用の池を構築されている。

今は、巾2.5〜3mの土塁上にヤダケが生えており、フジのツルと一緒に勢力を二分している。

☆所在地 三重県伊賀市中柘植


 

 

 

 

 
                                                   2012.1.9 撮影