北村氏里城           Topへ

中柘植集落の東側に、一際竹薮で覆われた屋敷がある。この竹薮は南を除く三方が土塁で囲われ、一見して
舘城であることが理解できる。これが北村氏の里城である。山城はこの舘より北に約500m進んだ丘陵上に残って
いる。

1月23日、里の城にも訪れてみた。近くの方に断わると、持主の方は大阪にお見えになるようで、足元や火気に
注意して入るよう注意を受け、見学に向かった。中は想像以上に孟宗の竹が繁茂しており、画像での処理だけでは
無理かな?と思う場所もあった。北側の土塁が最も高く、約8mを測っている。この北側の土塁上部には、雨水に
対し補強する目的だろうか、川原石を含む砂礫層を形作っている。土塁幅は約2mから3m。土塁上を歩いていると、
北東の隅がマウンド状に盛り上がっている。方位から考えて鬼門をお祭してあるのでしょう。東西の土塁の高さは
少し低く、約7m。当初は全て同じ高さだったのでしょう。南側は広く虎口が開いていた。
今は、竹を使う術が無くなり、処分に困り、開いた虎口に幾重にも積んで、腐食するに任せている。このような事から、
虎口の長さが見えず、どこまで土塁が残っていたのか分からなかった。

☆所在地 三重県伊賀市中柘植字東畑

 

 

 

 2012.1.9 & 1.23 撮影