中出山城                  Topへ

永井氏城と同じ丘陵の先端にあり、良く似た形態を示すが、虎口構造から少し古いものではないかと考えている。
もっとも同じ丘陵上にあることから、築城者は共に永井氏であろうし、天正伊賀の乱に加わり廃棄されたものでしょう。
縦横共約40mに高さ2.5m程の土塁を巡らした単郭方形の城である。
虎口は西に開いており、伊賀街道には背を向けている。この近辺は「中出山古墳群」と呼ばれる古墳が散在しており、
土塁に取り込んだり曲輪内に古墳の天井石が見られたりしている。曲輪の南方は堀切を入れ、城域を区切っているが、
後世のものと考えられる田畑の用水路により改変されており、その他の防御パーツは解らなかった。ただ多くの石が
残されていることから、それら小石を用水路に使用していた。しかしそれら小石を防御に使用していない。

☆所在地 三重県伊賀市出後字中出山


 

 

 

 
                                              2011.12.18 & 12.24撮影