矢田城             Topへ

笠木館の西方約1kmに位置する城山山頂に詰の城として機能していた。 小生の登った道は
搦め手のようで、ミカン畑の中を抜け、城道に分け入り、角を廻ると石造の「矢田城」の標識を
見つけた。この辺りは、番所を想像させる地形や前方と左上方からの攻撃を想定させる城道が
残ることから、緊張感を持って城を楽しめよう。更に左側には削り残された低い土塁の城道を
辿る。頂上に近づくと『北畠のプリン』が現れた。南北30m東西20mの『く』の字状の曲輪である。
この曲輪の出入り口は、南東部に二折れの物があるようだ。 この曲輪の西南部に三角点を
設置された主局輪へ向かう坂状の出入り口を見ることができる。主曲輪は一辺30mの正三角形を
している。主曲輪内部は笹薮がひどく、幾段かの段差を確認できなかった。 主曲輪の西北には
3mほどの一段と高くなった櫓跡あり、土塁と櫓に挟まれた大手の虎口を堪能しよう。大手道は、
複数の折れを持って内部に入るように工夫されている。ところで、何かが足りない。堀切が全く
この周りには見当たらない。大手の途中とかその他にあるのだろうか。


☆所在地 三重県多気郡多気町矢田字城山

 

 

 
                                     2008.4.26 撮影