服部城                        Topへ

甲南町新治の新宮神社西隣の山上に築かれた山城で、西側を除く三方を土塁で区切った単郭方形の城である。
南側の土塁は高く築かれ、北側の低い土塁に向かって流れていく。東南の隅は広く櫓台でもあったのだろうか、
今は大きな石が祀られている。北側土塁は、幅が広く何らかの役割を担っていたのだろう。曲輪内部は、最近まで
畑地として使われていたと思える。北側の土塁に四角く切られているのは、そのためだろうか。
入口は、北側土塁の東側に開いている。虎口の先、土塁上は小高くなり見張りを兼ねているのだろう。土塁外から
入るには2折れして入ることになる。土塁外には井戸跡と思しき穴が開いており、この虎口を裏虎口とした。東側から
入る虎口には、もう一つ少し南側から土塁を斜行し土塁に登る道があるが、これは前述の東側土塁南にある石造
礼拝物を崇拝するためであろう。入口は西に開いた部分から、現在の民家のある部分から登ってきたのであろう。


☆所在地 滋賀県甲賀市甲南町新治

 

 

 
                                             2011.3.24 撮影