小谷城(月所丸・六坊) Topへ 小谷城へ
清水谷から登った月所丸・六坊のページへ
春の日差しが暖かく降り注ぐある土曜日、久しぶりに原点の小谷城を訪ねた。
冬の間は寒さに耐えかね家の中でヌクヌクと育っていたので、お腹の肉も育ってしまい、身体が重く
10歩進んでは一休み、20歩進んでは大休止、と遅々として進まなかった。
しかし、世の中に見捨てられたものではなかった。画像を撮るのに丁度良い光の具合で、満足のいく
出来栄えであった、 筈だった。
向かったのは、六坊を超え月所丸。六坊までの道はまるで私のために整備されたような具合であった
が、その先へは人間はまだ入っていないのではないか。カモシカの足跡が雪の上に残っていた。
しかも今年の雪の多さから途中崖崩れ、土砂崩れが起こっており、小道はすっかり押し流されていた。
このまま引き下がるようでは男が廃ると、向こう見ずな面がむくむく湧き出し、あちらの笹やらこちらの
木の根を踏み分けてなんとか月所丸に到着。 スッと左を見ると、あるある!
6条から7条の畝状堀切があるではないか!
少々短いのは仕方が無いが、残雪が窪みに残りはっきりと見て取れる。
この瞬間なのだ! 捜し求め探り当てた時のこの喜び! これこそお城巡りの醍醐味なのだ!


2006.3.12 撮影