上野城            Topへ

中井均編 「近江の山城 ベスト50を歩く」(以後「近江山城本」と表記)より訪問。

山麓のセコさんに駐車スペースをお借りし、「近江山城本」に案内の通りの山道で登る。サルトリ
イバラが多く、丈夫なズボンで無いと足が怪我をする。 ものの10分も歩いただろうか。 神社
跡地から幅3mほどの土塁上に出る。 これが西の屋敷地の土塁である。 土塁上を南に歩くと
直ぐに空堀が見え、その向こうは別の土塁に囲まれた主曲輪である。 主曲輪の東側中央に
開いているのは虎口であろう。 虎口の先には、削平地が広がっている。 北側にも土塁が
切れている場所があるが、ここは虎口ではないだろう。 この虎口の前面に土砂崩れと見える
状態があるからだ。

主曲輪の土塁はかなり高く、屋敷地から見れば威圧を感じるに違いない。 曲輪内には笹竹が
茂っており、何も見えなかった。 何か見えれば良いのだけど・・・。

主曲輪の北側に広がる屋敷地は、土塁により東西に分けられている。その南端に幅広の土塁が
築かれており、中井氏は、櫓台であった、と述べられているが、幅広といってもせいぜい2mだし
長さも5m、とすれば1間×2間程度のものなら作れるけど、どうかな? この場所に築くよりも、
主曲輪の南端に築いたほうが余程効果が上がると思うのは、素人の私だけだろうか。


  この城の城主は、上野氏だが、詳細は一切不明とのこと。

☆所在地 甲賀市甲賀町上野


 

 

 

 

 

 

                        2007.12.29   2008.1.6 撮影