山村田引城 Topへ
行き方:
国道1号線水口町の西名坂の交差点を県道537線に沿って北へ走り、県道179線の交差点を左(西)へ、
県道178線の交差点を右折(東)へ。
300mほど走ると川を越え左側が城址である。左側に少し広い場所があり、駐車は十分できる。
説明他:
水口町山の田引集落の北、思川を越えたところの北から南に下る丘陵の先端にこの城が残っている。
いま三軒ほどの邸宅を囲み、懐に抱えられるように保護している丘陵上にこの城がある。向かって左側(西側)
先端の曲輪が主曲輪で、背後は高さ10m余りの高い土塁を見張り台とし、その外側には深い堀切を持っている。
甲賀市史では、この堀切西部を虎口としている。現在はその虎口に到着するまでには、高さ10m以上の垂直に
切り立つ崖を登頂しなければ到達できないが、おそらくこれは思川の改修工事によって虎口を破壊されたためで
あろう。従って虎口がどのような構造を持っていたのか今となっては解らない。
この堀切の北側は幾つかの削平地を持っており、更にその北側に堀切を持っている。また、邸宅群の東方先端にも
削平地が残っている。更に邸宅群の北側、山頂部には削平地があることから、この邸宅群の場所が屋敷地であり、
その外側を曲輪群が繋がり防御していた、と復元できる。
但し、これは小生の夢想だけかもしれない。と申しますのは、多くの伊賀・甲賀の諸砦・城館を見て回ると、これほど
大きな土木工事を施した城郭は見た事が無いからである。これとても水口岡山城は勿論、土山町の土山城や青土の
音羽野城に及ばないであろう。
☆所在地 滋賀県甲賀市水口町山小字北谷



2012.2.4 撮影