一乗谷城 Topへ
福井県の大名、朝倉氏の本拠城。
麓の朝倉氏館跡は、国の特別史跡に指定され多くの観光客を集めている。
本城へ登るのは幾つかのルートがあるが、私は馬出から登った。
途中、様々な防御施設があり見飽きないという紀行文を読んだから。
下城戸寄りの神社の横より、標識に従って登るとすぐ、苔むした石垣の列、列、列。
いまにも鎧兜の武者たちが出て来そう。
杉の木が大きく育っており、写真はうまく撮れない。
麓の遺跡には多くの人が訪問するが、ここまで登る人はいないのか草が生い茂っている。
馬出を過ぎしばらく歩くと、胸を突くような急な坂が現れる。
息は切れるが、この先の旧態を残した城趾を楽しみにやみくもに登る。
石仏や鍵型の通路や井戸の跡が確認できる。
そのうち、朝倉屋敷からの登り口と合流。ここら辺りから郭の跡を見ることが出来る。
不動清水、千畳敷、一の丸、二の丸、三の丸と続き、堀切で終わる。
千畳敷の隣の観音まるからは眺望が素晴らしい。
遠く福井の町並みや日本海まで眺めることが出来る。
越前という大国の所領がありながら、この程度の城では飽き足らなかった。
これでは信長に滅ぼされても仕方がない。
近江の小谷城の方が余程立派。防御施設が整っている。
長い間の平安に溺れたのか、城としての機能は一時代前から一歩も進歩していない様。
☆所在地 福井県福井市城戸ノ内町

馬出 馬出し

堀切 一の丸

畝状堀切 石仏 合流点

宿直丸 (トノイマル)より 城から臨む上の城戸

観音丸 水の手

追手道の石垣 千畳敷
2002.5.2 撮影