片山城           Topへ

池田町池田温泉近くの円興寺トンネル北口の西に小さな空き地があり、自動車を停めて東海自然歩道に入る。
15分ほど登ると円興寺峠の頂上に到着する。 峠から自然歩道を外れ西にのびる尾根を進むと、比較的広い
平坦地に出る。西側に階段状の小曲輪群を見下ろしながら北尾根を進むと、ほどなく城域の中心部にたどり着く。

中心部の手前に大きな堀切があり、それを境に南北で曲輪の様相に違いがある。北側は戦国当時の城のつくりを
踏襲しているが、南側は整形が十分でなく、一時代前のものではないかと疑う。

中心曲輪の北側にあり虎口と判断した部分より下ると、通路状の狭い帯曲輪に着く。この帯曲輪は更にいくつかの
曲輪に連結しており、城内の主要通路のようだ。北側は曲輪間の高低が7mあるものもあり警戒は怠り無いのだが、
土塁が見当たらない。 少なくとも表面観察する限り見当たらない。しかし、中心曲輪の虎口とおぼしき場所の少し
下った場所に武者隠しを設けているなど、最近眼にした城郭とは趣が異なる。 もう一つこの城の特徴を挙げると、
この城から眺望はまったく効かない。山間にあり周囲の視界が効かないこの場所に城を作ったのは何故なのか。 
興味は尽きない。

☆所在地 岐阜県揖斐郡池田町片山字城ヶ谷

 

 

 

 

 

 

 

 2010.5.8 撮影