鬼ノ城         Topへ

鬼ノ城は、すり鉢形の鬼城山の山頂付近を石垣・土塁による城壁が周囲3kmほども取り巻いている。 
城壁の要所に、門・城外への排水機能をもつ水門を配している。門は東西南北4ヶ所、水門は6ヶ所確認されている。
城の内部には食料貯蔵庫や管理棟などと推定される礎石建物が7棟、烽火場の可能性が指摘される焚き火跡、
水汲場、工事のための土取り跡などが確認されている。

岡山県にある古代の神護石式山城で、国の史跡。

  角楼跡

    日本の古代山城では、初めて具体的に確認された特殊な施設です。中国の城郭で言う「馬面」、
    朝鮮半島での「雉」に当たります。
    ここは、尾根続きで攻められやすいため、城壁の死角を補い防御力を高めることを目的として、
    城壁の一部を長方形(13×4m)に張り出しています。
    角楼の下半部は、両側の石垣と同じように石垣積みで、ほぼ4m間隔で一辺50cmの6本の角柱が
    石垣の間に立っていたことが分かりました。また城内側には、この施設への昇降のための石段も
    設けられています。
    しかし、この上に建物があったかどうかは不明です。
    最高所の鬼城山・西門と一体となって、強固な防御ゾーンを形成しています。
                                          平成19年3月    総社市教育委員会
☆所在地 岡山県総社市奥坂


 

 2009.3.15 撮影