苗木城      苗木城 その2へ      Top へ   

☆所在地 中津川市苗木字櫓下 
 

  


 

  

   

   

☆紀行文   7月5日
今にも雨が降ろうかという梅雨の土曜日、たとえ雨が降ってもここなら大丈夫と、岐阜県立博物館へ向かう。
場所は岐阜市から関市に入りすぐのところ、百年公園という広く大きな公園の中。
目的は『美濃源氏土岐一族の世界』の見学。

清和源氏の名族という血脈の所以か、土岐氏は日本国中あちこちに・・・・・千葉県、茨城県、九州各地、果ては
隠岐の島でも・・・・・一族が勢力を張っていたようだ。

その後、まだ雨も降らないようだから、先日新聞紙上に掲載されていた小里城を目指すが、空模様が怪しくなった
ため、小里城・鶴ケ城の位置を確認したに留め、予定外だが苗木城を目指すことに決定。
これが企まぬ僥倖をもたらすことになろうとは・・・・・。

苗木城は、私が30数年前に一度訪れたことがあり、今度が二度目。標識の指示するままに、ナビゲーターの指示
するままに車を走らせる。

苗木城は、少しは覚えている場所があるかと思ったが、まったく記憶に無い。まるで新発見の連続であった。

そして、たまたま現場に来られていた『本町の斎藤さん』というボランティアの方に良く説明をして貰い、普段は行けぬ
所まで連れていってもらい、本当にありがたかった。訊くと斎藤さんは定年退職後、この苗木城に関する仕事を22年間
されており、昨年第二の定年を迎えられたとのこと。まるで苗木城の生き字引。 83歳の今でも時々この城にみえて、
説明などを行っているとのこと。城跡にある漢文の碑文をすらすらと読まれ説明し、いや〜立派なもんです。矍鑠たる
もので、私など足元にも及ばぬ。

大手門の位置変更理由、駈出門の由来、工事で隠してある井戸、中でも清水門からの水の運搬経路や牢屋の前の
不浄門(?)、などなど。この城にまつわる様々な物語を面白く説明して貰った。

どうぞこれからもお元気でいつまでも私どものような門外漢を人徳によりご指導していただきたいと存じます。

***ナビより
ほんとに斎藤さんのおかげで苗木城は印象深いものになりました。
昔の人が葉っぱに手紙を書いたという清水門の辺りの木の話や、川をはさんで天領と向かい合った苗木の土地柄の
お話もしていただきました。
見学の小学生に説明をしてお礼の手紙をもらったりすると嬉しくて、「今が一番幸せ」とおっしゃった斎藤さん、その幸せが
いつまでも続きますように!