東日本大震災 被災地報告:仙台二日目 平成23年4月1日









H23.04.02 am 6:54  Yamar 記



※以下、仙台滞在中に友人知人へメール送信した内容です。

BCCで 送っております。

初日だけで方々よりお返事いただき感謝申し上 げます。

誠に恥ずかしい限りですが、色々行き違いあっ て昨日は1430まで何も出来ず待機状態 でした。強いて云えば、届いた物資の仕分け手伝い程度。

見るに見かねて心優しいスタッフから別のNPOTさんを紹介してもらいました。Tさんが丁度海沿いの方へ所要で出かけるということで同乗しますか?と云って下さったので二つ返事で行かせて もらいました。

場所は仙台から東に行った宮城野区、さらに隣 接する多賀城市。津波の割りに道は大部分通れるようになってます。ただ、歩道や駐車場にはゴミ、家具、横転した車が散乱しており、お店はまずほとんど営業 してません。キリンビール工場周辺には、空き瓶、空き缶、ケースが山となってました。

多賀城市に流れている砂押川を挟んで、海側は 津波で1階部分ほぼ全滅。川の向こう側はほぼ無傷というのは印象的な光景でした。

Tさ んが普段活動を一緒にしているパン屋の社長さんは、家族は助かったものの損害は甚大だったようで『死んだ人も大変だったろうが、生きるほうもこれからは地 獄だ』と云っておられました。

前日同様、夜のミーティングに参加し各地域を 回ってこられた報告を聴いておりました。介護絡みで云うと、例えば月初めに行う請求業務をどうするのかという声が聞かれるそうです。この時期は前月の実績 を処理しますが、県からの方針が出ておらず困っているとか。何しろ介護報酬が入ってくるかどうかで事業運営が左右されます。

また、とあるケアマネージャーをやっていると ころでは、自宅も家族も失い、事務所も流され、もちろん利用者等のデータが入っているPCもない、 そんな過酷な状況でも利用者の今後について飛び回って仕事を遂行している方がいたそうです。頭が下がります。

ミーティングでNPOの理事長より、そろそろ一回休みを入れては?とスタッフを気遣い、ひと地域を除き、本日は各方面廻りは 休ませることになりました。スタッフの皆さん、震災後お風呂に入ってません。今日休みになってもガスが復旧していないので入れるかも分からないといった状 況です。

で、おまえさんは昨日一体何をしたの?と云わ れると返す言葉もありませんが何もやっていません。今日は受け入れて下さったNPO団体の活動とは 離れて、若林区の災害ボランティアセンター(通称ボラセン)へTさんと行く予定です。
 

今日の一枚:NPO団体近くのセブンイレブン。何故に窓一面新聞を貼っているのだろうと尋ねてみたら、なかを見られたくな いからとのこと。店内はかなりの品薄でした。どおりでぶっきらぼうに答えられてしまったのかと納得でした。


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