「牛姫の午後ーしののめ編ー」について
劇社瀑組の瀑一人さんから、200字詰め原稿用紙に書かれた戯曲を送っていただきました。26年前ということは、柳井さんは20歳代最後か、30歳代になったばかりでしょうか。中上健次や吉本隆明などの影響がストレートに見られ、言葉遣いや入れ籠の物語構造などにアングラ演劇が盛んだった時代を感じます。本人がみたら、若書きで恥ずかしいと言うかもしれませんが、そのときにしか書けなかった作品として興味深いものです。
送りがなや文字遣いに関しては、あきらかな表記ミスと思われるものも含めできる限り原文どおりに入力しています(ただし、フォントや文字色の決定は入力者の判断です)。一般的には不穏当とみられる表現もありますが、著者が故人であること等を鑑みそのままにしてあります。
瀑さんからのお手紙