9946 ミニストップ
2004/01/11
1.再検討の目的
ミニストップを購入したのは6年前の平成10年6月から10月にかけて、大和証券のミニ株で10株ずつ買い増して、単位株(今は「単元株」)の100株になるまで続けました。
今回も、この銘柄が今後保有するに値するかどうかを考えたいと思います。
2.当初、購入した理由
住友大阪のときにも言いましたとおり、あの頃は、独自のインデックスを作ろうなどと考えていました。小売関連セクターとしてスーパー、コンビニを調べていました。
そのとき、義兄がミニストップのアイスクリームにはまっている、という話を聞きました。とても濃厚で美味しいそうです。
「コンビニでファストフードをやっている店がある。」各業種からは特徴のある銘柄を選んでいた私の目に止まりました。セブンイレブンはメジャーだから買いたくないと考えていたので、すぐに買うことにしました。
その後、消費関連株は軒並み大幅下落し、現在でも購入時の約6割になってしまっています。
3.現状を踏まえての再検討
まずは、ミニストップの特徴が、どういう効果をもたらしているのか見てみましょう。
ミニストップの特徴は、ソフトクリームなどの店内加工のファストフードにあります。これがミニストップの強みになっているのであれば、他のスーパー、コンビニと比べて、ミニストップではファストフードの売上が高いはずです。
ミニストップ03年8月
(同社事業報告より)コンビニ各社計02年
(JRSより)ファストフード+デイリー食品 40.5% 37.2% ファストフード及び日配食品 加工食品 45.2% 36.1% 加工食品 その他 14.3% 26.7% 非食品
上の表を見てわかるように、ミニストップの売上構成は食品に偏っています。残念ながら、ファストフードの売り上げ構成の比較ができませんでした。でも、ミニストップの特徴であるファストフードが、食品の売上増に貢献しているのではないでしょうか。
次に、売り上げの伸びです。利益は周囲の環境に左右されがちですが、売り上げそのものの動向はどうでしょうか。
店舗数が増えているので、売上はそれなりに増えています。でも、利益は、思いっきり消費動向や天候に左右されます。平成15年は夏が暑くなかったので、夏物の消費が進まず、多くの店舗が肩透かしを食らったようです。
そのような中で、ミニストップは不採算店舗の閉店ラッシュです。平成15年度は170店の出店計画がある一方で、大量109店もの閉店を計画しています。結構思い切ったことをします。
ところで、ミニストップはイオンの子会社です。今でも45%もの大株主です。何のために上場したのでしょうか?
上場時に1割ほど増資したきり、その後特に増資しているわけでもない。イオンの保有比率が下がってはいるが、手放すつもりもなさそう。市場から資金調達もせず、手放すつもりもないのであれば、上場なんかしていても手間がかかるだけでしょう。
この意図だけはわかりません。
4.株価水準
16年1月7日の終値は1,642円でした。その他、05年2月期の業績見通しをまとめてみました。
PER 14.6倍
ROE 7.5%
配当利回り 2.2%
決して無理な見通しは立てていないと思います。それを踏まえると、「結構安い」。配当利回りも魅力的です。最近は毎年増配しています。配当性向は1/3以下なので、配当利回りだけで買えるのではないでしょうか。
5.結論
配当利回りが魅力です。でも、イオンが何を考えているのか、理解できません。
新たに買うかどうかを判断するのであれば、イオンのわけのわからない存在がある限り、買えません。しかし、私はすでにミニストップ株を持っています。
銀行預金よりも利回りがいいので、とりあえず持ち続けることにします。ただし、他にいい銘柄が見つかれば、売却して、そちらの購入資金に充てることとします。(サダマツを買うには、まだキャッシュが足りない・・・)