人類は、生物の環境適合による進化を捨て、文明で環境を変え、道具を使って環境適合を手に入れた。生命の進化で見ると、ここで大きな転換期となった。肉体的な進化は文明の力を超えない限り、行われることもなくなり、所謂、環境に適合しない遺伝子も温存されるようになった。むしろ、肉体的には文明の力に頼って、退化する可能性がある。しかし、科学の進歩がこれを補い、生物学的な進化とは一線を引いて、科学と言う進化の段階に入ったと考えるべきである。いずれ、科学では環境を変えることができない重力の違いや太陽エネルギーの違い等がある地球以外の惑星への移民によって、人類は生物学的な環境適応進化を開始するかも知れない。
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