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生物としての人類の進化


 人類が生物の進化論の結果、今日の態様になったのは、間違いの無い事であり、多様な人種が存在するのも、環境適応による進化過程の極めて小さな一歩である事も事実である。
 しかし、従来の生物と人類の大きな違い、ターニングポイントとして、道具を使う事から発展した環境の操作ができる能力があるという点は、注目に値する。肉体を環境に適応させるのではなく、この肉体が快適に過ごせる環境を作ったり、環境を変える事は人類を除いて他の生物では出来なかった。
 これからも地球環境に人類がいる限り、人類は肉体を環境の変化に応じて進化していく事はない。
さらに注目する点として、肉体的精神的障害を持つ仲間を見放す事はせずに、障害があっても生活ができるように環境を作ったり、機具を作成したりする事ができる。
 この結果、人類の肉体的環境の変化による進化はほぼ停止した。ここでいう「ほぼ停止」とは、完全な停止ではない、人類の英知を持ってしても対応できない環境の激変では進化が再開されるからである。
が、
 遠い未来に、無重力空間や月面生活、その他地球外惑星等で恒久的な人類の繁栄の時代になった段階でその環境を人類の英知で完全な克服が不可能だった時、新たな肉体的な進化を開始する準備は内在されていると言える。

 人類は、ここから先の進化は肉体的、物質的進化ではなく、「魂」の進化の段階に入っている。