ハニーココナッツ
〜製造・仕上工程
製造・仕上げ工程
家でハニココを煮詰めるのはお母さんの仕事
さあ、いよいよお母さんの出番です。早く煮詰めないとヤシ酒になっちゃうよ!(ほんとなんです)
製造工程
@きれいなバケツに漉し布を置き、花蜜をろ過する。
A上でごみを取り除いた花蜜をなべに入れてかまどにセットし,あくを取りながら花蜜がクリーム状(半固形状)になるまで丁寧にかき混ぜながら煮詰める。焦げ臭がつかないように気をつけて・・・
B約3時間後,花蜜の状態を見計らって結晶化しそうになったらかまどから下ろし,しゃもじでかき混ぜる。
C冷めながら固まっていくので,固まる前に急いで椰子殻でつぶし,粒状にする。
D粒状になったものを篩で漉し,大きいものはつぶして粒の大きさを揃える。
E粒状になったHCをビニール袋に入れ,湿気が移らないようにする。

Eひとまず完成。同じハニココでも家や樹、土によって質が違います。
こうして各家庭で作られたハニココは一箇所に集められ、まず色で分類されます。集荷担当のエリーによると生産者から集めてきたもののうち90%が使えるとのこと。粒子が揃ってなかったり、色が濃すぎたりするものは安いヤシ砂糖として売られることになります。日本向けのハニココは品質管理に神経を使うのです。
乾燥・仕上げ工程
乾燥機は食器棚のような形で一面が扉になっていて,そこからHCを出し入れし,背面からストーブの熱を中に送り込んで乾燥させる仕組みになっています。その手順は・・・
@長さ65cm×幅51cm×深さ5cmのトレーに2.5kgのHCを平らに入れる。乾燥機の能力は一つの扉につき20トレーで、乾燥機一個に3つの扉がある。55℃で2-3時間かけて乾燥させる。
A加熱をやめて30分間冷却する
BトレーからHCを取り,最後の篩いをかけ大きさを整える(熱で大きく固まってしまうこともあるため)。
C厚さ0.8mmのポリエチレン袋に詰め,熱シール機でしっかり閉じる
もし袋詰めが一度で終わらない場合は残りのHCは密閉容器に入れておき,14時間以内には全て袋詰めを完了し、湿気を含まないように注意が払われています



A-1 あくを取りながらかまどで煮詰めます

A-2 約3時間後、だいぶ固まってきました

B-1 ぎりぎりのところでかまどから下ろして冷まします。

B-2 おたまで広げながら余熱で水気を飛ばします
B-3 だんだん固まってきました。

C 大きな塊にならないうちにヤシ殻などでこすって粒状にします。

D 篩でふるって大きいものはつぶし、粒の大きさを揃えればできあがり

F乾燥中のハニーココナッツ