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yasuとmomoの欧州ふたり歩き ![]()
補足.ベルギーってどんなとこ?
欧州(西ヨーロッパ)の中心にあって、あまり日本になじみのない国。ベルギー<Belgium>。とりあえず、ワッフル、チョコレート、フランダースの犬ぐらいまでは大体の人が知っているところ。ちょっと詳しい人なら、ダイヤモンド、3つの公用語、EU本部、ブリューゲルといったところまでご存じかな?。
このページの写真は、1999年訪問時の写真です。

<ブルージュの運河より>
<ベルギーの場所>
北はオランダ、南はフランス東にドイツ、西は海を挟んでイギリスという場所。南東には、ベルギーよりマイナー(であろう)なルクセンブルグがある。だいたいわかります?

<てきとーに描いたので、細かい位置関係は合っていないと思います>
<3つの公用語>
ベルギーは、話せば長くなるが、3つの言語が公用語として使われている。大まかに、ブリュッセルより北はフラマン(ド)と呼ばれ、公用語はオランダ語。ベルギーの人はフラミッシュなんて呼んでいるが、「フラミッシュとオランダ語は違うの?」ってきいたら、「オランダ語だよ」だそうな。ブリュッセルより南はワロンと呼ばれ、フランス語圏。そして、リエージュ(ワロン)の東に、小さくドイツ語圏がある。言葉の違いは文化の違い。ちょっと複雑な国である。以前は国としての公用語をフランス語にしていたが、今は3カ国後全てで書かれる。多文化共生という意味で欧州をそのまま縮小したような国だ。
私は、フランス語はちんぷんかんぷんなので、主にフラマンしか行かない。フランス語を話す人は、あんまり英語は(特にお年を召した方)わからないらしい。以前ブリュッセルで言葉が通じなくて困ったことがある。観光地では英語も大丈夫だと思いますが。
ワロンはあまりわからないので、フラマン主体で書かせていただきます。悪しからず。

<オルヴァル・トラピスト修道院の廃虚(後ろが新教会)>
<首都ブリュッセル>
首都はブリュッセル(Brussel,Buruxell)。国土のほぼ中心で、一応フランス語、オランダ語OKの地域。しかし、フランス語が強いような気がする。
今回は訪れていないのですが、有名なところは、EU本部、グランプラス、王立美術館辺りでしょうか。グランプラス周辺は観光客いっぱいで、本当に人が多い。王立美術館付近はちょっと高台になっていて、夕暮れ時はとてもすばらしい眺めがみられます。そうそう、美術館はめっちゃくちゃ広いので、全部見るつもりなら2、3時間コースになります。前はそれでマグリット見損ねた。

<美術館辺りから眺める。スケボー小僧が多かった>
<日本人いっぱい、アントワープ>
夏の観光シーズン、アントワープは日本人がいっぱいです。みんな、フランダースの犬巡りをするらしい。中心部にある、ノートルダム寺院にルーベンスの「キリスト降架」がある。ネロが最後に見た絵ですな。寄せ書きノートは異様なまでの日本人のテンションの高さ。ごめん、よくわからんわ。今回は車で行ったので、高速道路から友人が教えてくれた。「ここらへんがホーボーケン、最近はこんな住宅地に日本人がいっぱい来るんだ」って言ってた。確かに新興住宅地。ネロの家なんてないっちゅーに!
さて、アントワープ名物といえば、ビールのDe Koninkと、ダイヤモンド?あと、おしゃれなショッピング街がある。きれいな町です。とにかく、歩いていて飽きない。

<アントワープの名所、ブラボーの噴水>
<その他、ベルギーの町々>
とにかく、ベルギーに限らず、ヨーロッパの町は、基本的に中心に向けて放射状に伸びる道、石畳、中心に市庁舎や教会、広場があるというのが典型。日本人から見ると、本当にうらやましい美しさです。欧州に出かける理由は、この雰囲気に身を包むことなんじゃないかな?

<ブルージュの愛の湖の近く>

<トングレンの街。右は、ローマ帝国時代(紀元元年ごろ)の城壁跡。実に2000年の歴史遺産>
<たべもの>
朝は大体パンにコーヒー、ジュース、ハム・チーズといったもの。これはどこに行っても変わらない。日本で、旅館の和定食がそれほどかわりばえしないのと同じ事。でも、このパン、チーズ、ハムが非常に美味。本場ですから。
昼はメイン1品にフリッツ(フライドポテト)をつけるのが相場。肉もの、オムレツ、各種サンドなどなど。フリッツは、おいしいけど、とにかくでかい。モスバーガーのフライドポテト小2つ分くらいが、彼らのスモール。肉料理のソースにつけるととてもいいです。昼間っからではありますが、ビールもつけちゃいましょう。
夜は基本は肉料理ですね。アメリカンステーキ屋も、はやってます。
<カフェ>
食事するのもお茶やコーヒー、ビールなどなんでもOKなのがカフェです。そこらここらにあるので、気軽に入っちゃいましょう(お冷やは出ません。売り物ですから)。
日本のカフェブームのカフェとは根本的に質の違うもの。下は学生、親子連れからご年輩の方まで、懐が広いです。飲み物は1.5〜2.5ユーロぐらい。日本並み?。ビールは安いね。チップはいらないとガイドにはありますが、通常は、おつり程度置いておく。カフェのトイレでもチップが必要な場合があるので、トイレに行く際には小銭を用意しましょう。40,50,60centが一般的(大抵額を書いてます)。
スパゲッティはあまりおいしくない。
<ビール>
ベルギーのビールは狭い国土に約800種類と言われています。確かにそれぐらいはありそう。大別すると、ラガー(下面発酵)とエール(上面発酵)で、ラガーは正直大したことはないが、エールが細かく分けるといろんな種類があっておもしろい。隣のドイツもラガーが主流ながら、エール系も盛んですが、材料が麦芽・ホップ・水のみというしばりがあるため、そこまでの細分化はされなかったのでしょうね。
・ラガー ステラアルトワ・ジュピレール・マースなど。いわゆる普通のビール。
・エール系
ゴールデン デュベル(悪魔デビルの意)など。アルコールが高く、香りも強い。
ペール
マイケルジャクソン(英国のビール研究家)の分類ではベルギーエールと言われていますが、要は色の薄いエール。薄いと言ってもきれいな琥珀色。数限りなくありますが、私はアントワープのデ・コーニンクが好き。パルムもいい。
ブラウン リーフマンスが有名。味がしっかりしてる。
ホワイト
小麦麦芽使用の口当たりのいいビール。ヒューガルデン(現地発音は”ほぅーはーるでん”)がぴかいち。ドイツによく似たヴァイスやヴァイツェンもありますが、こちらのは隠し味スパイスが入っている。
レッド
ローデンバッハですね。ロゼのスパークリングワインのようなスペシャルビール。果実様の味わいや香りがしますが、確か果実は添加していないと思う。
修道院ビール
昔、修道院で作られていたビールを業者との協力で再現したもの。トラピストに倣って作られているものが多い。
トラピストビール
トラピスト修道院でのみ製造するビール。オルヴァル・シメイ・ウェストマレなどが有名です。オルヴァルでは一種類のみ(これが凄い!)だが、他は大抵、シングル(6)、ダブル(8)、トリペル(10か12)という種類がある。数字は比重であるが、だいたいそのままアルコール度数に当てはまる。
・ランビック
自然発酵ビール。独特の強烈な酸味がある。売られる際には、若いものと古いものを混ぜ、瓶内で再発酵している。ナチュラルなものがグーズ、木苺を加えたフランボワーズ、さくらんぼを加えたクリーク等が一般的。カンティオン、ブーン(現地ではボーンと言う)、ベルビュー(缶のクリークが日本で安く売られてます)、リンデマンスあたりが日本にも入ってきている。
現地のkriekは妙に甘みのつけてあるものが多いので要注意。
コラムにも書きましたが、van 't vat('tはhetの略)とあるのが樽からついでくれる生ビール。その他は瓶でサーヴしてくれる。カフェで1.5〜2.5euro程度で呑めるので、朝から昼から、がばがばいきましょう!

<ブリュッセルと日本で有名、カンティオン醸造所>

<樽に入って寝かせます。>
<交通>
ベルギーに入るには、現在直通便がないので、トランジットとなります。近隣ドイツのルフトハンザ、オランダのKLM(プロペラ機F50でアントワープにも入れます)、英国のブリティッシュ、スカンジナビアも接続はいい。エールフランスの場合、ブリュッセルまではTGVによるトランジットとなります。
直で飛行機で入らなくても、オランダからなら、ICかTHALYS(TGV)でブリュッセルまで2時間強、ドイツケルンからTHALYS,ICEで2時間強、フランスパリからTGV,THALYSで2時間弱。訪問先によっては飛行機より早い。
国内移動も、NMCB(SNCB)いわゆる国鉄(民営化したのかな?)が網の目のように網羅しているので大抵の場所には行ける。THALYSは全席指定だが、他は全て(各停もIR,ICも)切符のみで乗れる(はず)。割引システムもあるので、詳しくは問い合わせてみましょう。

<前回はantwerp駅は工事中でした>
市内は大都市(ブリュッセル、アントワープなど)はメトロ、トラムが便利。走る路線がはっきりしているからね。バス(DE LIJN)も頻繁に走っているので、根気よく運転手さんや近くの人に聞いて使ったら便利。初乗り1euroより。
どうしてもわからん場合、交通手段がない場合は、タクシーもそんなに高くない(日本並み)。駅や広場のタクシーストップでないと乗れないので要注意。
勇気のある人は車でしょう。左ハンドル、左側通行はそーとー勇気がいるぞ。それに、市内は大抵、環状道路(Ring)があって、中心に向けて放射状に伸びている。わかりにくいことこのうえない。パーキングも、街路のパーキングメーターが主だったりして日本の感覚では走れないと思う。
道路は、大体、町中は50km/h、町と町の間は70km/h、広い道路は90km/h制限ぐらい。更に無料の高速道路(E,A)が通常は制限120km/h。みんな結構とばしているので要注意。
<宿泊>
すいません。あんまりいいところには泊まっていないので、何とも言えませんが、1人60euro程度のホテルでも十分広い。2人でツインやダブルなら1人あたまがも〜っと安くなるぞ。大抵は朝食がつく。
私が実際泊まってよかったのは、MechelenのHotel Carolus、LeuvenのIndustorieかな。日本のホテルなんか比べものにならない。あ、小樽のHotel1-2-3(ここも安い!)は、昔の歴史的建造物(大正?)を改装していて、欧州のホテルの雰囲気です。小樽で絶対お薦めの宿。
<買い物>
大体日本よりちっとばか安い感じ。ビールはバカ安。交通機関も日本よりは安い。服もそんなに選ばなければ、ユニクロ並み。
高いのは、食事、水、電気製品ってとこかな。貧乏旅行の人は、ブロージェなどのテイクアウトもので済ますと安く上がるかも。水はタダではありません。日本でも飲料水買うのが一般的になっているのが、食事の際にもつきませんので。電気製品はやはり日本が安い。とゆーか、あちらでも日本製品が主流だもんね。SONY, TOSHIBA, SHARP, SANYO, PANASONIC, NEC....。電池は100円ショップで買い込んでいくことをお薦めします。
<フラミッシュ(オランダ語)>
日本人だと、大抵の第1外国語は英語でしょう。フラマンだと、大抵通じます。というか、英国やUSAより通じやすいかも。小学生ぐらいのチビスケでも英語ができるんだから大丈夫。でも、やっぱりその地域の言葉を使うのがやはり礼儀ってもんでしょう。郷に入らば郷に従え。
オランダ語は英語とドイツ語が半分ずつ混じっているような言語。英語感覚があれば、何となく読みとれる場面が多い。
初歩のオランダ語。まず、読み方。英語読みでなく、ローマ字読みを心がければ結構通じます。
例外はGの発音。Gは後に子音がつく場合、ハ行で読むのが原則(例外もあり)。Goed(good)は「ふーど」Gouden(金)は「はぉうでん」。ingang(入り口)は「いんはんぐ」。
また、Vは「ふ」です。vandaag(今日)は「ふぁんだぁは」
Rは巻き舌で。
あと、よく出る「ij」は「いー」とのばしましょう。

<にぎわうグランプラス。観光客がやたら多い(自分もだ!)>
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