yasuとmomoの欧州ふたり歩き 

 その6.名残は惜しいが

 翌日、またもや早く起きてしまう。どうもこのJet lugはなかなか直らないようだ。朝食は7時からと言っていたので、それまで最後の市内観光でも・・・と思っても、とっぷり真っ暗闇の中(イルミネーションはついてるけどね)。

 

とにかく、まずは駅に行ってBrussels Nationale Lufthaven(空港駅)までの切符を買う。通常、LeuvenからLufthavenまではICでBrusselsまで行って乗り継ぎ、来た道を半分ほど戻って空港まで行くのだ。料金は同じだが、なんか損した気分。

 なので、今回はLocal trainで空港駅の1駅手前のZaventemまで行き、1駅分乗り換える事にする。

 切符を買って、ホテルに戻って朝食。名前は言わないが、ここのホテルが一番よろしくなかった。今まで当然のように食べてきたチーズとハムがない!。何も言わなかったら、バターすら出てこなかった。ぷんぷん!。Leuven駅近くでは、前回利用したIndustrieかMille colonesがいいと思います。この某ホテルはお薦めできません。

 しゃーない、カフェでも寄ってから帰るぞと心に決めて、とっとと出る。7時30分であるが、まだ暗闇の中。よし、まだ時間もあるしということで、momoの大好きなバスに乗ってGrote Marktに行く。写真だけでも撮って帰るぞ!と意気込んでも、やっぱり暗くって、ほとんど写っていない。がっかり。

 観光時間2分のとんぼ返りで駅に帰り、おみやを買うのを忘れていたことを思い出す。そんなとき、バスターミナル前に明々と電気がついていたのが「GB express」。スーパーマーケット「GB」のコンビニ(といっても7時回転)である。まだ暗い朝っぱらに大荷物を抱えた親子連れを見て、きっと「怪しいアジア人」に見られたことだろう。なぜかチーズを山ほど購入。こっちのチーズはおいしいもんね。

 駅のカフェに入り、今回の旅中、大事なものを忘れていたことに気づく。「Hoegaarden witte」を注文。前回は日本での表記「ひゅーがるでん」と言って通じなかったので、今回こそはと「ふーはーるでん」と発音して一発OK。だいぶオランダ語(フラミッシュ)に慣れてきたことを実感。やったぜ。momoは紅茶でくつろぐ。momoもこっちのカフェが似合うようになってきたと勝手に思っているのは親バカ?。

<Leuven駅カフェにて>

 各駅停車でZaventemまで出て、乗り換えてNational Airportに着く。駅で、今着いた様子のお姉さんが「この列車、ブリュッセル南駅に行きますか?」と聞いてきたので、「多分ね!」と、答える。ちょっとベルギー通みたい!?

 カウンターでこちらの家族連れに会う。妙に3、4歳くらいの女の子がmomoに興味をもって、のぞきに来る。6。7歳ぐらいの兄ちゃんは「Where are you goin'」と聞くと「Just travelin'」と答える。すげー、この年齢でバイリンガルだよ。ブリュッセルに住んでいるらしい。

 この空港、とにかく広すぎ!。延々15分ほど歩いて、Frankfurt行きのスポットにようやく到着。乗り込むとさっきの家族連れも乗っていて、女の子、momoに手を振る。momo 、友だち多いなー。タキシング中、芝生に野うさぎ発見。それも、いっぱいいるわ。外敵も少ないし、うさぎにしたらいい環境なんだろうね。そういえば、以前Studio Voiceの空港特集の時に、パリのドゴール空港では野うさぎ対策に頭を痛めているとあった。うさぎ=かわいいじゃないんだ。

<中央で野うさぎが跳ねてます。わかるかな?>

 フランクフルトまでは1時間ほどのフライト。でも外は、ひたすら続く雲海。ドイツに入って、ようやく雲が切れる。着陸前にさっきの女の子がおかあさんを連れてmomoに会いに来る。ご丁寧にありがとう。どうぞ、お気をつけて!

 

 フランクフルトでは乗り換え時間1時間ぐらい。関空行きのスポット付近は日本人の山山山。なんかもう日本に帰ってきたみたいな錯覚に陥る。日曜夕方の羽田空港のよう。今回の旅ではほんと、日本人にほとんど会わなかったもんね。ブリュッセルにもアムステルダムにも寄らなかったからか?

 

 離陸して、momoもすぐ眠るだろうとふんで、ワインやらビールやらをがばがば飲んでいたのが間違いであった。食事もmomoが寝てからと頼んだのだが、こいつが2時間たっても3時間たっても眠らない。そうこうしているうちに「日本時間で新年を迎えました」と放送があり、スタッフがシャンパンを振る舞ってくれる。後ろの団体客あたりではNew Year Partyが始まる。乗務員と写真を撮ったり、ご年輩のご婦人がドイツ(?)の人と踊ったり。楽しい機内である。モスクワ北方から機内電話で新年コールをする。

<A Happy New Year! 2004!>

 さらに1時間ぐらいして、ようやくmomo眠りにつく。そのころには疲れと空腹にアルコールでめっちゃ気持ち悪くなる。最悪。取って置いてもらった機内食の年越したそば食べてちょっとだけ眠る。

 最後の映画が終わるやいなや朝食が運ばれる。帰り便は所要時間が短いことと、夜を越えるのとでほんと早く感じる。機内モニターで見るとソウル上空。左の窓には初日の出?。いつ登ったんだ?。今回は小豆島上空から関空に降りるコースをとったようだ。前回KLMを利用したときは、屋島上空を飛んで、高松市内を一望できたのだが、なんにしても今回は雲の下。残念。機内案内「予定よりフライト時間が短く、ドイツ時間の新年をみなさまと迎えることができませんでした」だそうだ。残念。

 空港に降りると、とたんに琴と尺八の音色。思いっきり日本である。昨日までクリスマスだったのに、すっごい違和感。のんびりしていたら、クルーが降りてきた。momo、お別れのご挨拶をする。快適(?)な旅をありがとう!

 バゲージは何故か1番に流れて来た。早速momo連れて入国審査に行くと、「一時帰国ですか?」だって。そんな風に見えるか?

 大阪市内までは先に出るラピートを利用。スーパーシートは相変わらずがらんがらだ。快適快適。新今宮で環状線の快速に乗り換える。初詣客でいっぱい!。子連れのおばちゃんが一家でコンビニおにぎりを食べて車内にゴミをまき散らしているのを見て、日本に帰ってきたことをしみじみ実感する。

<膝もとにあるのはルフトハンザのトナカイくん。>

 新大阪にははるかより早く着いた。乗り換えは不便だが、早いし安いし快適であった。新幹線では岡山まで熟睡。危うく乗り過ごす所であった。くわばらくわばら。マリンライナーはグリーンに乗るが、新車になってゆったり感がなくなってしまった。前は、足もと広々車内は静かでよかったのに、サービスダウンだよ。がっかり。

 宇多津で相方がピックアップしてくれて今回の旅は終わり。くたびれたぜー!

 後日、stayした友人よりメールがあり、年末年始にかけ、雪が降ったよってさ。雪の欧州はまたの機会!


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