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yasuとmomoの欧州ふたり歩き ![]()
その5.ベルギーです。
いよいよベルギー。ひとつ目の楽しみ、Mechelenのbrewery hotel "Hotel Carolus"に宿泊。もちろん夕食はここのBrasserieで頂く。momo爆睡だったので、部屋に置いて行ったろかと思ったが、虐待で捕まって国際問題になってもまずいので、眠ったまま連れていく。しかし、食べ物の香りでしっかり起き出した。おそるべし嗅覚。van 't vatと書いてあるのが樽生ビール。なるほど。この日は2種類で、Christmas beerと、Mechelchen Bruynen。まずはChristmas beer を頂く。濃厚でその上香りも高く、スパイシー。すばらしいスペシャルビールである。しかし、料理をFilet Mechelse koekoek geuld met Mechelchen bruynenにしたので、合わせてMechelchen Bruynen(メッヘレンのブラウンビールって意)を頂く。メッヘレンのkoekoekのMechelchen bruynen煮ってことか。koekoekは鶏のようで鶏でない(ベンベン)トリさんだそうだ(後から知ったのだが、メッヘレンは鶏の産地らしい)。いやー、おいしいわ。momoも大喜びで食べる。付け合わせはベルギーおなじみのFrits(French Fry、すなわちフライドポテト)。Small oneと言ったのに、出てきたのは皿一杯。やっぱり。そんなもんさ、この国の食べ方は。Mechelchen Bruynenも、香りの高いさわやかなブラウンビールで、料理にはよく合う。3杯目はtripelを頼んだつもりがBruynenが来る。まあいいや。最後の1杯をクリスマスビールで締めて部屋に戻る。いやー、よかった。この日も部屋に戻るや爆睡する。

<ホテル側から見たBrasserieです>
どうやら完全なJet lugのようで、早朝に起きてしまう。二度寝して、再び起きたのが9時前。やっちまった〜!。
ホテルから車で西へ10分ほどに住んでいる友だちと合流。9時待ち合わせだったのを、電話して9時半にしてもらう。ごめんねー。早速彼の家へ向かう。6カ月になるSeppeちゃんもいっしょ。brond hairにblue eyes。ホントにきれいな子だ。クーハンで連れているよ。ここから、父ーちゃん2人、baby2人という妙なユニットとなる。

<Baby Seppe. Pretty!!>
彼の家は中古住宅を買って間もないもので、リフォームの真っ最中。お世辞にもきれいとは言えないが、クリスマスらしく飾り付けなんかもしててよろしい。庭の隅には鶏ちゃん、隣の庭にはウサギちゃん、地下室にはワインセラーがある。遊び心ばっちり。momo最初は警戒していたが、おもちゃはいっぱいあるし、クリスマスツリーはピカピカしてるしで、すこしずつゴキゲンになってくる。昼頃までうだうだして、Seppeちゃんの食事もしてから街に出かける。
Mechelenの中心、St.Rombouts kathedraal(聖ロンバウツ寺院)横に車を停めて、街中を巡る。丁度12時で、鐘の後、カリヨンが鳴り響いている。ええとこや〜。川沿いの公園に行く。ここでは、野良のガチョウやカモが勝手に歩いており、momo大興奮。喜んでガチョウについていく。

カフェに入って昼食。これがまた最悪の食事。オムレツを頼むが、momo、ナイフとフォークを使うと言ってきかない。泣くわ、わめくわで大変だったのでが、この2、3日で使い方を見ていたようで、持たせると、その使い方は大人そのもの。上手にオムレツを切っていた。すげー!

だいぶ遅くなってしまったが、チョコ屋(LEONIDAS)でおみやげを買い、銀行でチェックを現金に換えて、Antwerpへ向かう。前回の訪問で、Antwerp zooに札止めを食らって、そのリベンジを果たすつもりであった。
しかーし!、Antwerp市内は大渋滞で、車を停める場所もなく、ようやく動物園にたどり着いたときには札止め。またかい!ま、明日があるさ!。

カフェでDe Konink(antwerpのlocal beer)を飲んで、shoppingに行く。目的はKipling。これもantwerp localのバッグ屋だったのだが、最近は日本にもどんどん入ってきてる。momoを抱えて駅からまっすぐ中心方面に歩く。クリスマスセール中で人も多い。移動遊園地の観覧車が道の真ん中に立っている。これがまた、凄い勢いで回るんだ。怖いやろなー。乗ってみたいが、何せ寒いのでやんぴ。

結局スーパーマーケット(INNO)の中にあったのだが、そこまで行かなくてもカフェの目の前に1軒あったのさ。くたびれもうけ。がっかり。momo用のリュックと、母用のトートを選ぶ。momoるんるんで商品を持っていく。彼女には日本もBelgiumも関係ないようだ。日本よりは安いが、やっぱ、ちと高い。しゃーないね。
帰りに普通のスーパーマーケットに寄る。入り口でバーコードリーダーを登録している人に貸し出して、自分でチェックしてもらうと、出るときに一発OKとなるシステムがある。すすんでるね!。商品は概ね安いよ。じゃがいもは米袋みたいなでか袋に入っている。さすがベルギーの主食?ハム・チーズコーナーは各10mくらいあるぞ。肉はでっかいかたまり肉か、完全なカット肉、日本みたいにパックサイズでは売っていない。野菜もカットものが充実している。包丁文化がないのが如実にわかる。AsianコーナーでUdon発見。超怪しいものの、momo にプレゼント。帰って作ってみる。senchaという名の緑茶も発見。made in chinaとあり、いわゆる中国緑茶。おもしろすぎる。レジ前にはドラゴンボールのオランダ語版がある。
さて、帰ってまずはudonのcooking。麺はポロポロ切れるし、だしは酸味と甘みが強く、麺と合わせると、ところてんちっく。それでもmomoは喜んでるー!日本(っぽい)食事を待ち望んでいたんだね。よかったよかった。
ポロポロ切れると言えば、ベルギーのスパゲッティはいかさままずいです。イタリアンに入ればいいのだろうが、カフェで食べると、「もう勘弁して」って思う。茹ですぎ!。うどんの国の住人としては納得がいかないのでした。
子ども向きビデオを見せてもらった。もちろんオランダ語であるが、momo、魅入られるように見てた。Belgiumの放送局が製作したもので、ヨーロッパ中で人気なんだそうだが、子どもが興味をもつものは、国も言葉も文化も関係ないようだ。
彼の奥様もお帰りになり、本格的に料理を始める。鶏肉のブランデーソース煮、ゆでキャベツのホワイトソース和え、こふきいも(?)。どれもvery goodでした。ホント、普段の料理だそうだ。ここでmomo退場。たっぷり夜9時から朝7時までご就寝。大人はwine,beer,jenever(ベルギー、オランダ、ドイツのジン。いろんなローカルjeneverがある。日本で言うと焼酎みたいなもんか)でさらにくつろぐ。
次の朝、起きると奥様は仕事で早々に出かける。9時から仕事だそうで、8時半には出かけてしまう。8時半にしてもまだまだ夜がようやく開けかけの頃。大変だあ。See you! Dank u wel!
朝食はパン生地を釜で焼く本格的なもの。耳とゆーか皮の部分がとてもおいしい。チーズ各種とハム各種、色の薄いものは厳密に言うとスライスチキンであってハムではないらしい。ふーん、難しー。後でスモークの生ハム(イタリア製)が出てくる。でっかいカタマリのすっごいにおいのするやつだ。朝から贅沢なもんだ。
昨日買った怪しい「sencha」をmomo 喜んで飲む。日本で飲んでるのとちょっと違うんだよー!と一応心の中でつっこんでみました。いや、でもほんま、このsencha、なかなかいいよ。
何やかやしていると、まーた出発が遅くなってしまった。ま、予定は特にないし、えーわ。この日は朝から冷え込み、マイナス2度。でも、冷たいけど寒くはないんだ。日本みたいに風がぴゅーぴゅー吹かんからな。出発した10:30もまだ氷点下。池には厚く氷が張ってるし、少し日がさし始めると、見事なぐらいはっきりした朝霧が立つ。この辺の高速道路は霧の濃度によって最高速が変わるそうな。へえー。

まずは郵便局"DE POST"へ行く。とにかくこちらの窓口はどこもここも遅い!Mechelenの郵便局でも、1人の係のおばさんが窓口で行ったり来たり。15分くらい待ってやっと順番になる。荷物を送りたい旨を伝える。測ると6.2kgで140ユーロ也。ひっくり返るわ!。何とか1.4kg減らし、4.8kgにして70ユーロで送った。ベルギーで目方でドンするとは思わなんだ。De postでもBankでも窓口では窓の下を行ったり来たりするスライド皿を通してやりとりをする。また、さらに中に入るには、無菌室みたいな部屋の電子ロックを開けてもらって、1人ずつ通るしかない。これで強盗さんが来ても安心だね!セキュリティー万全。ま、いろんなんがおるからなー。
結局郵便局で時間くってSeppeちゃんの昼食を取りに帰る。momoもおやつ(ビスコ)食べて、12時頃に再び出発。Antwerpまで20分ほどで着く(かなりとばしてたけど)。昨日ほどの混雑ではないぞ。よかった。欧州の人って結構、雑。車もきたないし、停め方もひどい。日本がきれい好き過ぎるってことか?

Antwerp Centraal駅のカメラショップでデジカメの電池購入。単4(AAA)4本で7.35ユーロ。高すぎるー!日本だったら100円ショップでも売ってるで!。ま、観光地は高いというのは日本も同じだが、欧州ではいわゆる「定価」っていうもんがないので、全て言い値だから仕方がない(ぼられたわけではないよ!)。自販機で同じコーラ買っても、ひなびたところと駅や広場周辺となると全然値段が違う。
3回目の挑戦でやっとZooに入ることができた。やったぜ!。この動物園は歴史が古く、見所いっぱい。ボノボが見たかったのだが、ボノボはブランチのMechelen Zooに移ったらしい。残念賞。
入った瞬間、変なトリの着ぐるみにつかまる。momo硬直。泣きそう。どうやら出口で写真を売るという商売らしいが、友だちがちゃっかり「official?」と聞いていた。ぼったくりがいるらしい。くわばらくわばら。
入り口入ってすぐにさる舎。さすが2004年の干支。気合い入ってます。サル山はあるが、ニホンザルでないのでちょっと不思議。大抵の動物は活発だし、室内展示も外光が入るようになっているので、とても見やすい。アクリルガラスもきれいに磨いてある。ペンギン展示なんか、柵ひとつで、手を出せばペンギンちゃんと握手できるくらいの近さ。momoだんだん火が入ってくる。ゴキゲンで歌いっぱなし。「アイアイ」「ぞうさん」「おつかいありさん」「こぶたぬきつねこ」。るんるん。とにかく動物を見つけると、「おーい!」と呼びかけ、歌ってあげたうえ、「ばいばーい!」。

そうそう、思ったのだが、日本では2歳前後の微妙な時期、歩かす人もいればカートの人もいる。ここらではほとんど全員がカートである。それも、自転車タイヤのちっちゃいんがついとるよーなごっついやつ。Baby foodもかなり遅い時期まで使うと言う。日本のように親と子がべったり、一心同体、子は親の所有物っていうようなことが見られない。親と子は別の人格。適度な距離がありつつ、子どもは大事にするといった印象。

動物園に戻ろう。momo、ぞうさん、きりんさんとたて続けに見て、大喜びで柵に飛びつく。奥にはAquariumもある。古い建物であるが、とても見やすいきれいな展示である。魚の種類が日本の水族館とは全然違う。イワシやアジいないもんね。
外に出るとCentraal Stationの反対側で、全景が綺麗に見える。反対側からはダイヤモンド街でほとんど見えないから、絶景のポイントである。

どんどこ進むと、トラが水浴びしている。こんな寒いのに。「奴等はシベリアンタイガーさ!」って言ってた。そうか、今日は暑いんだ。momo、ネコ科を見ると「にゃおー」と挑発する。ライオンは世界共通で寝ているものらしい。シロクマもねてた。「きっと、今日は暑すぎるのさ」そうか、今日は暑いんだ!。
動物園を出るともう2時。急いでSt.Niklaasへ向かう。彼の以前住んでいた家が近くにあるそうだ。St.Niklaasのmarkt広場はとても美しい。市庁舎と、その向こう側に教会があり、教会のてっぺんには金色の像が立っていて、夕日に輝いている。

<St.Niklaasの市庁舎。奥で輝いているのが教会の屋根>
cafeではmomo大人しく紅茶をすする。ビールを見ると「とーたんの!」と言ってくれる。ありがとね。紅茶を指して「これは?」と聞くと「ももたんの!」。遅い昼食。牛肉の煮込みはやわらかく、ソースもすんばらしい。momo大喜び!。フリッツも自分でフォークを持って上手に食べた。stad huis前にはSt.Niklaas像が立っている。本物のサンタクロースだそうな。「しんとにくらうす」「すぅいんたにくらーす」「さんたくろーす」ばんざーい!。いや、ほんまでっせ!momo、「赤鼻のトナカイ」斉唱。

<元祖サンタクロース像>
すっかり遅くなったので、さっそくLeuvenに向かう。St.NiklaasからMechelen経由でLeuvenまでまっすぐ国道が出てるはずだが、途中でBrussels方面に折れ、E40(EはEuroHighway、Aは国内のHighway、Nが一般国道)で向かう。こいつ絶対に飛ばし屋である(前回、ケルンまで送ってもらった際も、ドイツのアウトバーンを200kmでぶっ飛ばしてた)。
Leuvenは駅前の工事が終わり、駅前のRing(環状道路)の地下化とともに、駐車場、ショッピングエリア、バスターミナルなどができてた。すんげー!。ホテルに荷物を置いて、彼のOfficeを見せてくれるというので、Kathoriek Universiteit Leuven(ルーヴェン・カトリック大学)へ向かう。大学っていっても、でっかいキャンパスがあるわけでなく、市中心部の色々な建物に分かれてそれぞれのカレッジが入っている。彼のofficeは、かのローマ帝国皇帝カール5世(MechelenのHotel CarolusのCarolusは、彼のオランダ語名)の子、フィリップ2世(スペイン公)が建てた歴史的建造物。その中でありんこがいっぱい暮らしてる。外は歴史的建造物だが、中は、ま、大学の研究室かな?っていう造り。アリのビデオモニターを見たmomo、うっきゃっきゃ。早速「おつかいありさん」を聞かせてあげる。
その後、oude marktのカフェでSeppeのミルクを飲ませ、私はBruges wit beer(witは白)を頼むが、いまひとつ。私はBelgiumで外せない、前回はまってしまったmossle、いわゆるムール貝を探す。しかし、彼曰く、昔は冬の料理だったが、冷蔵技術等で今では夏の名物なんだそうだ。日本の牡蛎をイメージしてはいけないのだ。
いろいろ情報をもらって彼と分かれる。本当にありがとう!また来るよ!
momoとGrote marktに残り、stad huis前のcafeでLapinの料理を頂く。鶏と牛肉の間のような味であるが、時々小骨が出て、どきっとする。「あー、うさぎ食べよんやなー」って思った。momo 、うさぎ食べたんは共犯やけんな!
momo、すっかり疲れたようで、くったり。バス見ても「ばすばす」って言わん。もうだめだ。とっととホテルへ帰る。
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