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雪の北海道編 ![]()
その1.出かけるの巻
2002年の年末(仕事柄、年末が気兼ねせずに出かけやすいので)、念願の北海道へ出かけました。なぜかというと・・・
1999年、欧州に出かけた際のマイレージ+買い物によるマイレージで合計30000マイル。期限は年末までだったので、えいや!と出かけました。
といっても、JASのマイレージで、四国からは北海道便はないし、大阪発は年末は使えないしで、広島出発という変則技でした。
朝早く出発し、そろそろ帰省の時期という瀬戸大橋、山陽道を通り、広島空港へ。なんか広島へ行くそれだけでもひと旅行って感もあるが、広島などにはわき目もふらず、飛行機に乗り込む。momoにとっては初めての飛行機。大丈夫かいなという心配をよそに結構きゃっこらしてた。よかったよかった。
1時間ちっとで新千歳に到着。その日の朝まで大雪が降っていたようで、新雪に覆われた北海道。ロビーを一歩出ると、冷凍庫のような冷たさ。西日本の冬のイメージ、北風が吹いて寒い!というものとは全く違う冷たさ。心地よいね。
空港で、momoおパンツを換えて、早速、小樽に出る。

<空港のベビールームで会った友達。山形から帰省で来たそうな。父さんはずーずー弁>
電車で小樽まで出るのだが、電車に乗ってびっくり。1両が真ん中で分かれている。寒さ対策なのかな?。それゆえか、走っているときの音も小さく、すいすいと雪野原を走っていく。なんか気持ちいい。
札幌までは結構混雑していたが、札幌からは徐々にすいてくる。

<冬の日本海。こんな寒い中、波乗りしてる連中がいた>
小樽に着く。また雪が降りだしてくる。昼食がまだだったので、とりあえず駅の回転寿司に入る。アサヒビール園の系列店らしい。基本的にはこちらも変わらないが、何しろ鮭がすごい(このことについては、また後ほど)。
とりあえずホテルを目指したいが、こんな雪道を歩いたことがないので、最寄りのバス停に行く観光向けの循環バスに乗る。テープで解説をつけて走ってくれるのはいいのだが、どうやらめちゃめちゃ遠回りをしていたらしい。
しかし、こんなアイスバーンの中、平気で車がぶんぶん走っている。おそるべし北国。香川なら大雪警報が出て、事故多発という状況である。
今回の宿はホテル1-2-3小樽。1人なら4900円、2人で5900円、3人で6900円という破格値。ロビーに入ってびっくり。天井の高さと、美しさ。大正期の建物、矢橋賢吉がデザインしたもので、北海道拓殖銀行として使われていた建物をそのまま改装し、使われているそうだ。なるほど。部屋も同じく天井が高く、厚い壁、雰囲気のいい窓。この雰囲気はベルギーはLeuvenのホテルIndustrieに泊まったときの感じ。これでこの値段とはにわかに信じがたいサービスである。ちなみに今回泊まった部屋はファミリー向けのようで、ロフトとフロアと2ベッドとなっている。

<ホテル外観とエントランスロビーです。柱や床石がとても雰囲気がいい>
さてさて、ひと休みしたところで散策に出かける。といっても、小樽運河まで北に道1本の近さ。運河の脇にある広場の温度計は-6.3度を示している。凍死するわ!。momoの顔はもう真っ赤。

<凍死寸前のmomo&yasu>
運河倉庫をあちこち眺め、運河沿いの小樽ビール倉庫(?)という店で食事をとる。なんか妙な所で、フロア係がコスプレみたいな格好して、「私が王子の・・・です。」とか何とか言っている。ビールがおいしかったから許そう。でもって、この日は終わり。
その2.小樽の実力
次の朝、外の音で目が覚める。見ると除雪車がガーガー唸りを上げて除雪している。そうか、そうやってこの辺りの交通が確保されているんですね。納得&感謝。
朝はロビーで軽い食事ができる。コーヒーとパンぐらいだが、この値段で朝食までサービスしてくれるなんてうれしい限り。荷物を預けて、観光循環バスでマイカル小樽方面に向かう。途中、北一硝子なんかがあるが、momo連れで壊しでもしたら大変なのでパス。
小樽新港に大型フェリーが着岸している。新潟や舞鶴に向かうフェリーですね。大学の担当教官が北海道の人で、よくこのフェリーを使っていたらしい。時間の有り余る学生時分なら使ってみたいが、今は無理だな。
マイカル小樽に着く。西側から入り、スーパーマーケットの商品を覗く。海産物や野菜の並びが各地で違うからこういう普通のマーケットはおもしろい。
酒コーナーで、青森の「杉玉」を発見。ここ数年来ずっと探していた銘柄である。ほしいところだが、1升瓶を抱えて旅を続けるのも大変なので、断念する(後日、この店から宅配してもらった)。
さて、マーケットを過ぎ、建物を東に向かいながら、いろいろと見て回る。にしても、とにかく長い。どこまで歩くんだという蛇のねぐらのようなマイカル小樽。おそるべし。
途中のおにぎり屋さんでおにぎり購入。これが、手巻き寿司のような形のおにぎり。暖かく、とてもおいしい。こんなの見たことない。
100円ショップがまたでかい。入り口と出口が30メートルぐらい離れているんじゃないか。日本最大の100円ショップか?と思う。
なんとか東の端まで出て、観覧車が見える。乗ろうかな?とも思ったが、高いのでやめ。西に戻り、石原裕次郎記念館を目指す。
またまた、延々歩いて西側入り口まで戻り、裕次郎記念館に行くが、閉館!。最悪や。諦めてバスでホテル方面に戻る。バスを待つ間、建物入り口付近で待っていると、おばあちゃんが、「どこから来なさった?」と声を掛ける。「香川です。」と言ったが、どうやらうまく聞き取れなかったらしく、momoを見て、「稚内な、どうりで薄着していると思った」だそうな。いやー、かなり着込ましてたつもりだったが、ここらでは薄着なんだそうな。
ホテルで荷物を取って、今度は歩いて駅まで向かう。上り坂だし、もう雪道も慣れたぞ!と思って行ったが、滑った。
ホテルからまっすぐ南へ向かうと、そこは寿司屋街。あっちもこっちも寿司寿司寿司。おするべし小樽。ちょうどおなかもへったところで、「ポセイ丼」なる店を発見。どーせいろ物か?と思いつつも、入る。親子丼500円、鉄砲汁300円、その他を注文。出てきてびっくり!親子丼は鮭とイクラの親子。丼の上にこれでもかっちゅーくらいのっかっている。鉄砲汁は、カニの足がはみ出して出てきた。こんなんええんか!?小樽バンザ〜イ!

<たらふく食べた。何も言うまい。また来るぞ小樽。>
小樽の最後に、駅横の市場に入る。これまたおそるべし!。カニがそこらへんで歩き回るし、見たことのないような魚がいっぱいおるし。ともかく、タラバガニとおまけの鮭の剥き身を送ってもらう。その店の奥で、見たことのない様な、妙なでっかい魚を捌いている。聞くと、カスベというエイのなかまらしいのだが、この辺りでは正月のごちそうなんだそうだ。所変われば魚も変わるのだ。
ってなわけで、小樽から札幌へ移動する。
その3.北の大都市、札幌
札幌に到着。まずはホテルへと、地下鉄に乗り換える。しかし、JRから地下鉄までめちゃ遠い。乗り換えるだけでくたびれる。ま、ともかく、南北線から東西線に乗り換え、ホテルに行く。地下鉄駅から地上に上がると、小樽とはまた違った様子。札幌のホテルも結構安いところだったのだが・・・、先日の小樽のホテルがすばらしかったので、もうひとつ。
荷物を置いて、市電に乗って大通りに出る。まずは、「茶寮」の肉まんを探す。「茶寮」は、高松はライオン通りにある肉まん店で、香川でピカイチの味。どうやら、この店のブランチが唯一札幌すすきのにあるらしいという情報を聞き、出かけたわけです。とにかく、探す。ちっちゃい店発見。確かに「茶寮」とある。念願の札幌茶寮の肉まん。ちょっとコショウがきついのは、土地柄か?。
でもって、後はおなじみの観光コース、時計台。ま、押さえ程度。でもって、今日のメイン、サッポロビール園に向かう。地下鉄で行ったのだが、最寄りの駅から雪降る夜道をとぼとぼ歩く。確かに最寄り駅らしいのだが、歩けども歩けども着かない。昨日より寒いし(テレビ塔に-8.6度とか表示されてた)。

<時計台とテレビ塔。暗くなっているので、よく見えんかったが、ま、押さえとこう>
歩くこと20分(実際はもっと短いかも)、ようやくサッポロビール園に着く。予約は入れてあったので、待つことはなかった。よかったよかった。建物はレンガ造りで、雪とオレンジの照明に映える。きれいなもんだ。通された建物(いくつかの建物に分かれている)はお客でいっぱい&ジンギスのにおいいっぱい。うきうきで席に着く。頼んだのは、生ラムジンギス。ビールは、サッポロクラシック。寒い中歩いてきた後だったので、きっとこの味は一生忘れない。

<サッポロのビール園>
さて、十分満足して、帰る。もう地下鉄まで歩くのはこりごりってんで、バスに乗る。大通りまでほんの10分ほど。めちゃめちゃ近いやんか!。よく下調べしないとね。
その4.帰りましょう
短かった北海道ツアーも最終日。この日も除雪の音で目が覚める。遅い朝食をとり、大通り方面に向かう。市電から東急ハンズが見えたので、寄る。東急ハンズは、どこに行っても必ず立ち寄るのだ。
明るい時間に街の様子を見ると、小樽との違いがよくわかった。道路には融雪装置があるらしく、雪が全くない。しかし、そのため、道路沿いの雪盛りも少ない。しかし、その分歩道と車道の間あたりが凍っているので、歩行者はとにかく歩きにくい。全面真っ白けっけの小樽がきれいに見えた訳だ。
でもって、大通公園から南東方面の市場に行く。年末なので、人でいっぱい。海鮮料理屋さんもあるが、何となく小樽よりも高いし、そこも人でいっぱい。人混みは嫌いなので、見て回って、できるだけ人の少なそうな食堂に入ってお昼を食べ、早々に引き上げた。
さらに、地下街を延々歩くのもいやなので、地下鉄で新さっぽろ方面に向かい、乗り換える。さよなら、札幌。気が向いたらまた来るよ。

<電車もこんなん。雪国ってすごい!>
新千歳空港で、おみやげを選ぶ。私はとにかくサッポロクラシック!なのだが、重いしね。相方の情報で川之江のフジグラン(愛媛の大型ショッピングセンター)にサッポロクラシックがあったらしいというのを聞き、新千歳から確認の電話。在庫わずかということなので、取り置きしてもらった。
ってなわけで、広島空港到着。外は寒いはずなんだけど、暖かく感じる。慣れとは恐ろしい。
帰りは川之江に寄るということで、しまなみ海道(尾道-今治)を通ることにする。これが間違いだった。
尾道西から一般道に降り、とことこと南下。新幹線の新尾道を過ぎ、バイパス経由でしまなみ海道に入る。すんなり行けると思っていたら、片側1車線の高速で、途中は途切れて一般道を通る。確かにきれいなんだろうけど、すっかり暗くなってしまっているので、どっちでもいいわ。今治からもしばらく一般道、1車線高速と続く。川之江に着いたのはフジグラン閉店間際。4時間近くかかったぞ。瀬戸大橋経由だと、2時間強だわ。飛び込みでサッポロクラシック入手。まさか、札幌から電話したとはおもわんだろうな。
てなわけで、へろへろで帰宅したのでした。
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