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GW
in おおいた ![]()
なぜか、突如、大分へ行って来ました。理由は「かみ風船」なる居酒屋がおもしろいらしいというそれだけ。「おさるがおるよ!」とmomoを騙して連れてきました。
でも、所用があって出発したのは16:00。宿はなんとか手配したものの、九州へ渡る船はまだ決まっていない状態。あんまり遅くなると居酒屋に行けないので、とりあえず急ぐ。
松山あたりまではここしょっちゅういっているので、快適ドライブ。momoにはおさるを見に行くと言い含んであるので、どうやらとべ動物園にでも行くものと勘違いして喜んでいる様子でもある。すまんなー。とべじゃないのさ!
さて、フェリーに乗るまでの時間が読めない。八幡浜発17:40発の臼杵行き(宇和島運輸)を押さえてはあるが微妙なところ。三崎港から佐賀関の最短ルートは、キャンセル待ちの車でいっぱいなんだそうな。とにかく走ってみたが、17:40の船にあと一歩の所で断念。キャンセルを入れる。あと30分出発が早ければ間に合っていたのだが・・・。次便の18:45臼杵行き(九四オレンジフェリー)を目指す。
高速道は大洲までだが、そこから先、「大洲道路」という自動車道を利用できる。これが無料。どうやら高速道の建設中の道を暫定利用しているような様子。すごいサービス。大洲道から降り、八幡浜へ。
フェリーに乗る前にふと思った。車を載せると往復1万円は優に越える。車を置いて渡れば現地でタクシーをふんだんに使ってもおつりが来るのではと。てなわけで、車を置き去りにしてしまう。フェリー乗り場の横の川沿いに「新川駐車場」っていうちょっと誤れば川に転落しそうな駐車場があるので停める。フェリー乗り場前のセルフのパーキングは1時間120円。ここ、新川駐車場も1時間120円で、遠いだけ損かなと思ったら大間違い。夜8時から朝7時までは、「営業時間外なので、料金不要!」なのでした。24時間停めても13時間分で済んでしまう。こりゃおとくだわ!。
momoが「おさかな、おるー!」と言うので見ると、川にはでっかい鯉がいる。水面ではイナがぴょんぴょん飛び跳ねている。変な川だ。帰りに見ると、子どもが「ウナギがおる〜」と言ってた。
九四オレンジフェリー便に乗る。以前は宇和島運輸便と九四便も共同運行とはいかないまでも提携してたように思ったが、今回は宇和島に「17:40の後は?」と聞くと、「夜10時以降の便になります」と言われるほど協力体制がない。九四の18:45便無視されてるし。
さて、フェリーは一路臼杵に向かう。臼杵は大分の南。目指す大分市とはちょっと離れてはいるが、大分直行便はないし、別府便は時間が違うしということでいいだろう。
九四オレンジフェリーおそるべし!。みやげ物コーナーに、「綾南町田村のうどん」がある。全然遠くに着た気がしないぞ!。エントランスにはカレーの直売があって、船員スタッフがついでくれている。1杯500円。後からじんわり辛さの来るカレーで、なかなかよい。自販機にはソフトドリンク、ビールの他、焼酎ものも多い。さすが九州便。
momoは車で熟睡していたため、全然寝る気配がない。船の中を行ったり来たり探検する。特に階段がお気に入りのようで、手を持てといって降りたり、ひとりで降りたり、ひとりで大喜び。とーさんくたくた。
2時間15分の短い船旅で、船は臼杵港に着く。車もいいかげん少なかったが、歩きの人はうちらの他は5人だけ。閑古鳥が啼いている。
ちょうどタクシー乗り場にひとり女の人が乗ろうとしていたので、声をかけて臼杵駅まで相乗りする。この人は香川から佐伯(臼杵の南)まで行くところだそうな。540円のところ、200円分浮く。
電車が遅れていて、間に合わないと思っていた特急が今から来るそうで、それに乗る。大分まで30分程。思っていたよりまあまあ距離があった。高速道は臼杵から大分まで山を突っ切ってほぼ直線で行けるが、電車は山を海の方に迂回する形になるので、思っていたより時間がかかるのだ。
JR九州の列車はどれも派手で、見てるだけでおもしろい。JR四国ももっと遊べばいいのに。この日乗ったのは真っ赤な特急電車。
大分駅についたのは10時ごろ。ホテルに向かう。ホテルで荷物を置いて、早速今回の最大の目的、「かみ風船(中央町店)」に急ぐ。商店街では、ギター弾きや、MBX(自転車)、スケボーの連中がいっぱいいておもしろいぞ。
かみ風船。夜なので写真はないが、にぎやかな入り口です。中は一見普通の海鮮居酒屋!しかし、「お2階にどうぞ」「天井低いですから頭に気をつけて」と言われ、2階に上がる。中腰でないと入れない天井の低さ。しかし、これが、座ってみると落ちつきいいんだわ。
料理は、鶏・魚・創作料理と、バラエティーいっぱいで、よいです。さすが大分。明太子オムレツは、中はとろとろ。チーズカツのチーズが微妙な堅さ加減でまたよろし。魚はコチの刺身にする。後で関アジ。関サバを見つけてがっかり。大分ということで麦焼酎でいただく。いやー、大満足です。また食べに来よう。
ホテルに帰っておやすみ。
ところがmomo、泣き出す。「ぶーぶーにかえる〜!」「おうちいく〜!」。おさる見るはずが、話が違うと思ったのか、機嫌が悪い。1時頃になってようやく寝る。
翌朝、ホテルで朝食(和ものがなかったのが残念)をとり、バスで出かける。

<ロビーで勝手にくつろぐ>

<バスを待つmomo。ひっきりなしに通るバスに大喜び>
今日の目的地は高崎山。ついでに4月にオープンしたという「うみたまご(大分マリンパレス)」に寄ろう。ところが・・・別大国道が徐々に大渋滞の様相を呈してくる。海が見える頃には、内2車線はほとんど止まっている。

<この有り様。車は動きません。>
バスは大渋滞を尻目に大外をごんごん走る。なんか気持ちいいわ。大渋滞の料金所をETCでノンストップで突っ切るような気分。高崎山バス停で降り、歩道橋を渡る。なんかわからんが、人だかりができている。なんじゃらほい?。聞いてびっくり、みんな入場待ちだそうな。やっとれんわー。ってなわけで、高崎山に方向転換。


<新生マリンパレス・うみたまご。長蛇の列がえんえん続く>
まずは、うみたまご横の「高崎山おさる館」に入る。おさるの資料館ですな。ちょろっと一回りして、高崎山に行く。


<さる資料いっぱいで、おもしろいぞ。>
入り口で、これまたこの春できた「さるっこレール」待ちの列がある。長蛇と言うわけでないので、並ぶ。上まで歩いて5分、さるっこレールで4分とある。20分程待ってさるっこレールに乗る。出発するとすぐあちこちにさる出現。電車の線路に行くやつ、モノレールを見て走り出すやつ、レールの上を走っていくやつ、そこらじゅうにさるがいるわ。こういう時はmomoの方が先入観ないだけよく見つける。「さるさるー!」と大騒ぎ。

<これがさるっこレール。往復100円也。待ち時間を考えると歩く方が早い>
しかーし、モノレールを降りてみると・・・。さるだらけ。大騒ぎする場合じゃない。あっちにさる、こっちにさる。この日は私ら同様うみたまごあぶれ組でいっぱいだが、それ以上にさるだらけ。広場のさるを前に説明するおっちゃん。「αオス(ボスザルとは言わないそうだ)が・・・こいつが2番の・・・」おっちゃんが一番ボスザルっぽい。餌やりの頃になると見物人がやってくるが、同じようにさるもあちこちからやってくる。見物人をかきわけてくるんだから妙なもんだ。動物園じゃ見れない光景。

<有象無象のさるの群れ>


<そこいらじゅうにさるさるさる。momo、おさるとご対面>
さるっこレールは往復券だが、せっかくなので歩いて降りる。途中の子ざるで試してみる。momoをひとりで置いておくと・・・、さるの方から向かってくる。私がちょっとでも近づくとすごすご逃げていく。どうやら、子どもには勝てるという判断があるのだろうか。
歩いて降りてみると、なんだ、入り口から上までめちゃめちゃ近かった。20分も待って損した!。
バス停に着いて、バスを待つ。何でもいいから別府方面。来たのが鉄輪温泉行きだったので、そのまま鉄輪まで行っちゃう。行き当たりばったりとはこういうことだ。えらい細い道をぐるぐると回って鉄輪温泉まで着く。だが、どうやら修学旅行でおなじみの地獄巡りの場所とは違うようだ。坂を上がっていくと、そこらじゅうの溝から白い蒸気が上がっている。どうやらこの辺りはいわゆる「鉄輪温泉」で、湯治宿街らしい。組合専用の外湯やら、旅館がいっぱい。上の信号までたどり着くと、その更に上に地獄巡りの表示がある。
最初は白池地獄。温泉池が白く見える。ほう酸塩の沈殿泥か?ここでは世界の熱帯魚を飼育展示しているそうだ。「人喰魚・ピラニア」なんて書いている。ピラニアさん、かわいそうに・・・。人なんか食べてないって・・・。なんか、表示やなんやが70〜80年代っぽいぞ。ある意味パラダイスだわ。
次が金龍地獄。入り口が赤い門のような構え。入り口の噴気口のにおいが高松の茶寮の肉まん屋っぽいなーと思って、帰りに見てみると、横の売店で肉まんを売ってた。でっかい観音像や龍の像があって、まさにパラダイス。なぜかバナナ園がある。


<パラダイスっぽい金龍地獄。たわわなバナナ>
さらに上がって鬼山地獄。鬼もいるが、ワニもいる。せっかくだから金龍のバナナ園と一緒にして鉄輪バナナワニ園でもしたらいいのに。ここは注目。中央の大きな池にはワニが山ほどいる。これだけのワニがうじゃらうじゃらいるのは壮観だわ。


<鬼山地獄はワニ地獄。これはこれでおもしろい。>
かなりしんどくなってきた。momo、歩いてくれー!。お次はかまど地獄。あんまり印象なし。どっちでもいい。地獄の何丁目とか表示があって、イロモノ度80%。


<かまど地獄(だったと思う)きれいな青温泉と泥温泉>
山地獄。ここにはぞうさんがいるらしい。と言うと、ようやくmomo歩き出す。コンドルにフラミンゴ、おさる、そしてぞうとカバ。ぞうのえさというのが売っていたが、中身は普通のビスケット5枚。商売ですな。ゾウ、糖尿になるぞ。かばは、水の中。餌売り場にはじゃがいもがある。まあ、健康的ですな。このかば、餌をもらうときにでーっかい口開けて餌をほおり込んでもらうのを待つんですな。でっかい口です。耳もぷるぷるします。地獄は・・・どっちでもいいや。

<momo、ぞうさんとご対面>


<カバの昭平くんです。でっかい口です。>
でもって、海地獄。温泉池が海の色。酸化鉄の色です。一番有名な地獄でしょうか?


<左は温泉じゃないよ。蓮の池。右が有名な海地獄。下の棒はゆでたまご用>
更に上がると坊主地獄。泥池が坊主頭状にぼこぼことなるから坊主地獄。momo、いつものごとく「momoちゃんのあたまみたい!」。酒蔵の杉玉見ても、たんぽぽの綿毛見ても、坊主地獄見てもこれかい!。足湯があって、だいぶくたびれたので入ろうかいな〜と思ったが、いっぱいで入れない。

<坊主頭がいっぱい。いちばんきれいに整備されているぞ>
修学旅行コースで有名な鉄輪温泉地獄巡りですが、大人になって見直してみると、温泉池の色に科学的に納得したり、あちこちで白煙を上げる源泉の価値に改めて気づいたり、湯治場の独特の雰囲気を感じたりできていいです。中学生の若造じゃわからんよね。momoも、「おにさん、こわ(く)ない〜」と泣いたりしていましたが、大きくなってもう一度来ると、こういうところなんやねってわかるんだろうな。
タクシーで別府港に降りる。14時過ぎと思っていた船が14時ジャストだったので既にいない。16:45 まで、「港の駅」(観光センター)で留まる。焼酎と高菜漬け、かぼす系の商品を購入。名物にうまい物なしと言うが、大分と言えば焼酎・高菜・かぼすでしょう。しいたけもいいけどね。
焼酎について一言。昨今の焼酎ブーム、私の好きな日本酒やビール(発泡酒にあらず)は苦戦しているが、麦焼酎もブームに乗り切れていないようですね。芋焼酎のひとり勝ち。黒糖や泡盛も勝ち組かな。かなりの品揃えの酒屋ならいいちこや二階堂の他にも大分麦焼酎を置いているけど、大体がいも&黒糖だもんね。がんばれ!大分麦焼酎!今回購入したのが緒方町は丹誠酒造の「荒城の月」と、日田の「常徳屋(常圧赤ラベル)」。今は亡きうちのじいちゃんは大分出身で、酒と言えばまずは焼酎の人。私も大分人の血が四分の一入っている。大分系讃岐人(クォーター)です。はい。
てなわけで、帰りのフェリーはかなりの混雑。しかも豊予海峡は波高し。船から「とびうお」発見。ボラやスズキと違い、ちゃんとはばたいていたので、絶対そうだ。

<遠くに見える佐田岬灯台。四国の最西端。>
帰宅は10:00。くたびれたぜ。
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