第10回時間は等しく過ぎていく (12歳で知るべき30のこと)

10.時間は等しく過ぎていく

「例えば、70歳まで生きるとして、だいたい何時間あると思う?」
 答えは、おおよそ61万時間。一年すごすと、9千時間ずつ減っていくことになる。12歳だと、すでに11万時間を過ぎていて、のこりは50万時間。
 睡眠は絶対にとらないといけないから、その時間をを除くと、34万時間になる。これから、この34万時間をどう使っていくかということになる。この時間を長いと感じるかどうかは、人それぞれだけど、テレビを見ている間にも1時間、ご飯を食べている間にも1時間という感じで過ぎていってることは、気づいておいて欲しい。
 もちろん、早く死ぬ人、長く生きる人で、この34万時間は変わってくる。ただし、1時間の時間の流れ方は、どんな人でも同じ。時計を見て欲しい、"カチカチカチ"とだれがみても一定の時間を刻んでいる。

「昨日1日、何を何時間ぐらいやったか教えてくれる?」
 着替えて歯を磨いて、ご飯を食べて 45分
 学校の行き帰りで         20分
 学校の勉強の時間が        6時間
 休憩時間と給食の時間があわせて  2時間
 塾へ行く時間が、移動併せて    2時間
 家で勉強の時間が         30分
 晩ご飯やお風呂あわせて      1時間
 テレビを見る時間が        1時間30分
 睡眠時間が            8時間
 これを合計すると         22時間 になる。
 そうしたら、残りの2時間は、これらに含まれない時間になる。この時間は、もっと有効活用できるかもしれない。この2時間を70年間ため続けると、5万時間になる。

「この中で、もったいなかったなと思う時間はある?」
 朝昼晩の食事の時間や、睡眠時間は生きていく上でなくてはならないもの。学校や勉強の時間も、これからの生活のためにはとても大切。友達と遊ぶのも楽しいし、これも大切。でも、さっきの残りの2時間のように、一見なにもしていないような時間がある。この時間は、だらだらしてしまっているかもしれない。
 もちろん、人間休むことは大事だし、そういう時間がないと、次にがんばれない。ただ、だらだら過ごす時間や、テレビをぼーっと見ている時間も、流れていく時間の中の一部。もっと有効に使えるといいと思う。
 他にも電車に乗って移動することがあったら、スマホでゲームをしているんじゃなくて、もっと有効に使うことを考えることはできる。最近、スマホでお金を払ってアイテムを買うゲームなどもあるが、あれは時間もお金も浪費してしまっている。確かに一瞬は楽しいかもしれないけど、そんな時間は本を読むとか、もっと有効に使って欲しい。
 その有効な時間に、なにか努力をすることの積み重ねで、人生ができていく。すごいなと思う人は、遊ぶときは遊び、勉強するときは勉強する、練習するときは練習すると、メリハリを付けて、上手に時間を使っている。その時間の積み重ねで、人生に差がでてくることは、覚えておいて欲しい。

メッセージ

「時間の流れは誰でも同じ。その時間をどれだけ有効に生かせるかで、人生が変わってくる。」

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