第15回 友達について
「恋愛の話をしてきたけど、友達の話もしたいと思う。友達はいる?」
学校とかには友達と呼べる人がいると思う。友達がいて、一緒に遊べる、一緒に勉強できる、一緒になにかを競えるというのは、とてもいいこと。誰か他の人と、喜びを分かち合えれば、その喜びは倍増するし、悲しみを分かち合えると、その悲しみは半減する。
人間は、一人では生きていくことはできない。子供の頃は、親に育ててもらわないといけないし、大人になっても誰かと協力するということは、絶対に必要になっていくる。その中で、利害関係のない友達というのはとても大切。
子供の頃から、国や家庭環境の違う人など、いろいろな人と付き合っておいて欲しい。
「友達と良い関係でいる上で、必要なことはなんだと思う?」
一緒にいて楽しい、ためになる、一緒にいたいと思えるような関係をお互いにつくること。そのためには、まずは、自分と周りにいる人たちは、違う人間なんだということを理解しないといけない。家庭も違うし、今までしてきたことも違うし、食べてきたものも違う。
だから、ある程度のマナー、ルールは必要。例えば、約束は守る。親切にする。気持ちをきちんと伝える。できるだけ、嘘をつかない。気持ちをちゃんと伝えて、さらにお互いのプライバシーの部分は尊重する。
そして、言い過ぎたなとか、悪かったなと思ったら素直に謝る。
そういう関係を作って、お互い楽しくて、安心できて、信頼しあえて、相手のためにもなるような関係ができるといいなと思う。
また、定期的に連絡を取り合うなど、メンテナンスも必要。長く一緒に付き合いたいなと思う人には、たとえ遠く距離が離れてしまっても、メールなどでもいいから、たまには連絡を取り合うようにした方がいい。
友達付き合いを続けて行く上で、注意点を1つ付け加えておきたいと思う。それは、大きなお金や物の貸し借りは、できるだけしないこと。もちろん、財布を忘れてきた時に、昼ご飯代や電車賃の貸し借りは、友達を助ける上でも必要。
ただし、お金を借りたら、メモをとってでも必ず返す。貸したら、貸したことを忘れてしまうか、あげてしまうぐらいのつもりでいい。忘れることができないような金額は貸さない。お金は、友達関係にとって、本質的なものではない。だから、そんなもので関係を壊さないように気をつけて欲しい。
最後は余分な話になったが、素の自分をだせて、一緒にいて楽しく、信頼し合えるような人が増えていくと、人生が豊かになっていく。
「友達が、自分と逆の意見を持っていたら、どうする?」
お互い違う人間だから、お互いの意見を尊重するというのが基本。ただし、相手の考えや、やっていることが、相手のためにならない、誰か他の人を傷つけるようなものだったら、指摘してあげるというのも、友達だからできること。その時には、喧嘩になるかもしれないが、相手のことを思ってるであれば、それは仕方ないこと。そして、それができるのは友達しかいない場合もある。
今までは、友達の良い面ばかりを強調してきたが、必ず、いつでも友達を作らないといけないということはない。自分を偽ってまで、友だちを作る必要はない。時には、1人でいる時間も大切。
お互いの意見を尊重しつつ、相手のためにならないような事は、指摘し合えるような関係が一番良い。
メッセージ
「友だちにも最低限のルールはある。本当の自分を出せるような友だちを作れると良い。」
参考にして欲しい本
大人も知らない「本当の友だち」のつくり方 (こころライブラリー)
ワンダー Wonder