第16回 環境と自然
「日本にある自然が残ってる場所ってどこだと思う?」
森林や、海岸など、思いつくところはあると思う。ただ、森林などは自然だと思うかもしれないが、普段、人が行けるような場所は、植林がされていたり、なんらか人間の手が入っている。海岸も泳ぎに行けるようなところは、人間の手が入ってメンテナンスされている。
もちろん、都会の中にある緑地とか、公園は自然な環境ではない。
今、日本のありのままの自然というのは、山の奥の方とか、陸地から離れた海の底とか、そういう人が行くことができないような場所にしか残っていない。
世界でいうと、誰も行かないような山や、砂漠などは自然の環境が残っている。
こういう風に考えると、人間の手が入っていない自然な環境のイメージが少し変わってくると思う。
「世界にはどんな環境問題があるか知っている?」
例えば、地球温暖化。これは、人間が石油などを燃やすことによって出る二酸化炭素が原因で、地球全体が暖められていると言われている。
他にも、空気汚染。これは、PM2.5などが問題になっているように、工場や車からでるガスが原因になる。日本も、昔は光化学スモッグというのがあり、環境問題になっていた時期がある。そういう時は外に出れなかった。
また、石油やゴミによって海が汚される海洋汚染。原子力発電や原子力爆弾などからでてくる放射性物質が問題となる放射能汚染。フロンガスが原因題と言われているオゾン層の破壊などなど、たくさんの環境問題がある。
これらによって、陸地が減少したり、健康に悪い空気をすったり、体に悪い食べ物を食べないといけなかったりする。つまり、生き物が生きていけない、生きていくことが難しいというようなことが起こっていて、これを環境問題と言っている。
「環境問題に対して、どうしていけばいいと思う?」
基本は、人間とそれ以外の生き物が持続可能な環境を作り続けることを、考えておくのがいい。持続可能というのは、ずっと生き続けていくことができると言うこと。
例えば、地球温暖化によって、陸地がなくなれば、陸地に住んでいた生き物は、死んでしまう。これは持続可能ではない。海を汚して、海の生物が生きていけなくなれば、これも持続可能ではない。
そういう状況にならないように今いる生き物が、住み続けることができるようにしていく必要がある。いろいろな生き物が生きていけなければ、人間も困ることになる。例えば、あるネズミが絶滅したとする。そうすると、そのネズミが種を運んでいた植物も育たなくなる。そしたら、その植物を食べていた牛が育たなくなるかもしれない。そうすると、人間は牛を食べることができなくなる。そういう風に、自然は複雑に絡み合っているから、様々な生き物が生き続けることができるような環境を残していかないといけない。
石油がなくなるといった問題も、持続可能という考え方から考えると、わかりやすい。石油より太陽のエネルギーの方が長く使い続けることができる。
環境もエネルギーの問題も、持続可能な世界を作るという立場で考え、自分がなにをできるか考え、行動をして欲しい。
メッセージ
「環境問題を、持続可能な世界を作るという観点から考え、できる行動をしていこう。」