第19回 戦争は悪か? (12歳で知るべき30のこと)

第19回 戦争は悪か?

「今、どんなところで戦争があるか知ってる?」
 中東というアフリカとアジアとヨーロッパに囲まれた地域では、ISISと周りの国やヨーロッパ、アメリカなどが戦争している。他にも、ウクライナという国がロシアから独立しようとして、戦争状態にある。それほど、大規模ではなくても、北朝鮮と韓国は緊張状態にある。そういった場所は世界に多く存在する。
 理由は様々で、ISISはイスラム教の独立した国を作りたいと考えている。また、ウクライナは、自律した国として独り立ちしたいと考えている。そして、周りの国はそれを認められない、認めたくないから戦争になる。
 ただし、その裏には別の理由が潜んでいることもある。中東の戦争に関して言うと、そこに石油が産出するから、その権利の取り合いが絡んでいると言われている。また、ロシアは、昔はソ連という国で、周りの国を強引に自分の国としてきた。その歴史があるから、独立したいと思っている人も多い。

「戦争の良いところと、悪いところはなんだと思う?」
 戦争の良いところを考えてみると、下記のようなものがある
 ・武力により、自分の国の領土が増えるなどにより、自分たちが豊かになる
 ・戦争によって、武器を大量に使うことにより、経済が活性化する
 ・戦争や武器によって発展する科学技術もある
 戦争の悪いところは、下記のようなものがある
 ・人が死んぬ。
 ・建物やこれまで作ったものなどが壊れてなくなる
 ・人が死んだり、多くのものが失われることで不幸な人が増える
 ・多くのものが失われ、それによって科学技術も後退する
 ・お互いに憎しみが残り、未来まで戦争やテロなどが続く
 これらを考えると、幸せになる人より、不幸になる人の方が多いので、戦争はやはり悪いことだと思う

「なぜ戦争はなくならないのだと思う?」
 例えば、石油がどうしても欲しい、でも、売ってくれる国がないか、ものすごい高い値段をふっかけられる。外交といって、国同士の交渉をしたが、どうしようもない。そういう状況で戦争が起こる。
 また、ある地域が独立すると言っている。ただ、国にとっては経済的にも必要で、許したくない。武力は圧倒的に独立させたくない国の方が持っている。そういう状況でも戦争になる。他には、意見の対立する人たちが国内にいて、その意見の対立が原因で戦争になることがある。
 武器が存在するので、それをお金の力で手に入れて、力によって相手をねじ伏せて、いうことをきかせる。相手を自分の都合の良いように動かせる手っ取り早い方法なので、戦争に走ってしまう人々や国が多い。それで戦争がなくならない。
 また、他の国が武力によって攻めてきたときに、それに対抗せざるを得なくなることもある。もともと戦争するつもりはなくても、相手が戦争を仕掛けてきたときには、戦争という手段しかとることができなくなる。

「戦争をなくすためにはどうすればいい?」
 世界中の人が、「もう武力によって問題の解決をしません。」と、決めれば戦争はなくなるが、そんな簡単なものではない。誰も武器を持たない中で、1つの国だけ武器を持てば、その国は、無敵になってしまう。そうすると、やっぱり戦争が起こってしまって、武器を持った国が得をしてしまう。
 ただ、昔は日本の国の中でも戦争をしている時代「戦国時代」があったが、今は戦争がない。そういうようにに世の中を変化させていくことはできる。世界中で、そういう状態になれば、戦争はなくなる。
 そういう状況に世界を持って行くためには、次のようなことが考えられる。
 ・戦争で誰も得をしないようにする
 ・みんなが豊かになって、それぞれの個人や地域が自立する
 ・豊かになる上で、高いレベルで協力関係になり、お互いがなくてはならないようになる
 ・武器に頼らない交渉の手段や、交渉の場を手に入れる
 ・武器にを用いた戦争は、全員が不幸になるというころを、みんなが理解する
 ・もし、誰かが武力を使ったら、経済制裁など武力以外で対抗する手段を使う
 かなり、難しいことは確かだと思うが、人間は2000年前には、数十人、数百人の村の単位でしか考えることができていなかった。それから、1500年ぐらいで、今の県ぐらいの単位で考えることができるようになり、さらにそれから500年ぐらいで国の単位、それから100年ぐらいでEUなど国を超えたつながりができてきている。これからの50年で戦争をなくすことができないとは言えない。
 一人一人がそう信じて、行動に移していくことが大切。

メッセージ

「戦争は悲しむ人が多くなり、デメリットの方が遙かに多い。なくせると信じて、行動していこう。」

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