第22回 お金に換算できないこと (12歳で知るべき30のこと)

第22回 お金に換算できないこと

「ボランティアってどんなものか知っている?したいと思う?」
 ボランティアは、お金をもらわずに誰かのために、何かをすること。例えば、大きな地震があったときとかは、多くの人の助けが必要になる。そんな大きな地震の中、被害を受けた人はお金を払うこともできない。そういうときは多くの人がボランティアとして、困っている人たちを助ける。
 地震とか、そういう大きな出来事がなくても、定常的に行うボランティアもある。街の掃除とかもそうだし、老人ホームとか幼稚園などに行って、ショーを見せたり、一緒に遊ぶなどもある。もちろん、ボランティアをしている人たちも暮らしていかないといけないから、仕事をしながらボランティアをしたり、学生は親に生活をさせてもらっていて、ボランティアをしたりする。
 他にも、人を助ける方法には寄付というのもある。これは、必要としている人にお金を渡すことをいう。おじいちゃんは、貧しい国の子供を助けるために寄付をしていたし、お父さんも大きな地震の時に寄付をしたこともある。
 仕事を通じて、誰かの役に立つというのも重要だけど、こういうボランティアや寄付で人を助けることも大切。

「子育てや家事の価値ってなんだと思う?」
 例えば、子育てを手伝ってくれるベビーシッターを雇うと、8時間で2万5千円ぐらいになる。家事のうち、掃除だけを週一回頼んでも3万円ぐらいかかる。お母さんのような主婦は、それを月に30日やってるから、75万円の価値がある。そういったことをお母さんがやってくれているおかげで、お父さんが安心して働くことができるというのも知っておいて欲しい。
 もちろん、お金だけの問題ではなくて、子育てなんて、やり甲斐があること。お金で得られない喜びや楽しみも得られる。今回は、お金の話から入ったけど、本当は子育てや家事、それ自体にも価値もある。例えば、主婦をすることで子供と接する時間が長くなれば、その子供には安心感が生まれる。子供にとって、安心感は絶対に必要。家事も一緒で、毎日外食だと、栄養が偏ってしまう。バランス良い食事や、快適な環境を提供して、家族の健康や安全を支える意味が家事にはある。

「仕事をする意味って、お金を得る以外にどんなものがあると思う?」
 人それぞれだから、一概には言えないけど、仕事をすると充実感を得ることができる場合がある。何かを形にしたり、目標の売り上げを達成したり、充実感を得ることができる。他には、人の役に立つこともできる。例えば、良いカメラを作れば、それを使って、多くの人が思い出を残すことができる。警察官は、多くの人の安全を守ることで人の役に立っている。仕事の目的は、お金だけではない。
 ただし、色々な会社があって、充実感やお金が定期的に入らなくなる不安感を逆手にとって、健康を害するぐらい働かせようとしたり、人の迷惑になるような仕事をさせようとしたりする場合もある。そういった会社はしっかり見極めないといけない。
 自分で仕事を選ぶ事はできる。仕事を辞めることも当然できるし、他の仕事に移ることもできる。ひどい会社の場合は、会社を移るという選択肢もあることは、知っておかないといけない。

メッセージ

「世の中にお金に換算できない価値はたくさんある。ボランティアや子育て、家事などはその代表例。」

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