第24回 好奇心と警戒心
「なにか新しいことに挑戦するとき、どういう気持ちになる?」
新しいことに挑戦するわくわく感、うまくいった時の良いことを思って、うれしくなる気持ち、もしうまくいかなかったらどうしようという不安感など、いろいろあると思う。
そのうち、新しいことに挑戦するわくわく感や、うまくいった時を予想してなるうれしい気持ちを好奇心という。また、うまくいかなかったらどうしようという不安感や、うまくいかなかったことを恐れる気持ちを警戒心という。
これらは両方とも、とても大事。
もし、好奇心がなかったら、なにも新しいことに挑戦する人がいないから、面白いものは生まれてこない。また、警戒心がなかったら、危ない事でも平気でしてしまい、悪い場合には死んだりしてしまうかもしれない。この2つの気持ちがあったから、人間は進歩してきたといっても良い。
この2つの気持ちは、新しい事をしようと思ったときに、前へ進む力と、後戻りする力の逆方向の力となるように思うが、必ずしもそうではない。
日々の生活をしながら、何か新しいものにも挑戦してみるなど、警戒心と好奇心のバランスが取れていると、より良い生活を送ることができる。
「わくわくと、うまくいかなかったらどうしようという気持ち、どっちが強い?」
これは人それぞれで違う。どちらが強いかが、どういう風に生活していくかや、どういう仕事につくかに大きく関わってい来る。
好奇心が強い人は、どんどん新しい事に挑戦していく。新しい食べ物を食べたり、新しい場所に行ったり、新しい事をしたりしていく。そうすると、生活の幅が広がって、新しいことがどんどんできるようになる。それはとてもいいこと。ただし、好奇心がいろいろなものに向きすぎると1つのことに集中できない、好奇心で危険なことまで行ってしまうなどm注意していないといけない。
警戒心が強い人は、今の生活や今ある状況に満足する傾向にある。今ある状況に満足して、心を満たせるようになっているのは、いいこと。ただし、新しい世界が広がりにくかったり、新しいものを作り出さないから、低いレベルで安定してしまうことには注意しないといけない。
自分の気持ちや癖を知って、その逆側の行動をあえてすることで、バランスをとって生きていくことができる。
「どうすれば、その気持ちとうまく付き合っていけると思う?」
①まずは、自分の考え方の癖を知ることが大事。どういう気持ちが強いのかを知っておく。
②次に、何かをやろうと思ったとき、逆にやらないでおこうと思った時に、うまくいった場合と、うまくいかなかった場合でどうなるかを、紙などに書き出して予想しておく。
③さらに、その書き出したことをうまくいかせるためにできることを書き出してみる。
④その上で、どちらの可能性の方が強いかを考えて、選択を行う。
この順番で、考えていくのが良い。
こうやると、選択するときに迷いが少なくなるし、うまくいった場合にどんなに良い事が待っているかわかる。
また、うまくいかなかった場合に、どういうことが起こるかが予想できる。ほとんどの場合で、命がなくなったり、生活ができなくなることはないし、対処方法を書き出しているから、それを実行することで、成功の可能性をあげることができる。うまくいかないときのリスクや、うまくいったときに何が得られるのかを知ることができる。
こういう風に、具体化していくことで、漠然とした不安感はなくなり、前へ進むことができるようになる。
メッセージ
「新しいことに挑戦する時に、好奇心と警戒心のバランスをとることが大切。」